良く見せようとするのは逆効果
東条:へぇー、なるほど。じゃー、僕の適性検査の結果と、実際に会った時の印象ってどんな感じでしたか?
にっしー:ほぼ適性検査の結果と同じ印象やったよ。ただ、まっちゃんの第一印象は無駄に熱いなとは思ったかな。あと、結構、変わった人というか。履歴書の趣味・特技の欄に「自作PCの早組み」とか「マンガの速読」とか意味不明なことを書いていたけど、やっぱりシステムの人って変わっているなーって。そういう細かい部分は実際に会ってみないとわからない。
東条:無駄に!?(笑) まぁ結局、会って話してみないとわからないということですよね。ところで、この適性検査で、不採用にはならないかもしれないけど、不利になる項目はありますか?
にっしー:ああ…それはあるよ。この診断テストの「9. 注意すべき点」にある『一貫性』と『虚偽性』の項目。「一貫性に欠ける」と判定されている人は、真剣に回答していない可能性が高い。「虚偽性が高い」と判定されている人は自分を良く見せようとする意識が高い。この2項目に注記が入ってしまうと、ちょっと身構えてしまうかな。
東条:例えば、虚偽性の高いという警告が出ている人は、やっぱり面接でも良く見せようとする人が多いのですか?
にっしー:多いね。それは面接をしていて、やっぱり伝わってしまうもの。ある意味、適性検査の精度は高いと思うよ。
東条:一貫性に欠けると判定されちゃった人は、どんな感じの人ですか?
にっしー:うーん、一貫性に欠けるの方は結構、受験者が適当に回答している証拠やから、いわば、この適性検査の結果自体の信憑性に関わってくるし…。一概にこういう傾向があるとは言えないね。
東条:一貫性にしても虚偽性にしても、注記が入ってしまうと、ちょっと印象は良くないですよね?
にっしー:まぁー、確かね。適性検査は正直に受けるというのが本当に大事で、何か取り繕ったりすると、一貫性や虚偽性に注記が表示されてしまうんよ。何か意図的に繕ってしまうと、受験者の人にとってはかなり不利になってしまうと思うよ。
東条:ほとんど人の心が読めるスタンド能力ですよ、これ。
にっしー:おれは『ジョジョ』知らんし、わからんわ。
東条:とにもかくにも、ありがとうございました…。いやー怖いですね。この適性検査は――
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資〜雪ダルマ式に資産が増える52の教え〜』(2017年10月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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