料亭、寿司、中華などあらゆるお店で使える食事のマナーや、毎回好評の「女性が必ず喜ぶ5,000円以下のギフト」を銀座ママの日髙利美さんがご紹介します。(『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』)
1975年生まれ。18歳で銀座のママになるべく銀座で働き始める。多くの一流ビジネスマンを接客することで、一般常識とマナー、気配りの大切さを学ぶ。26歳で銀座のクラブのオーナーとなり、現在は複数の会社を経営する実業家として活躍中。ライフワークとして、米国ロサンゼルス、シリコンバレーやシンガポールでの海外公演をはじめとし、国内では企業の経営者や就職活動中の学生に対する講演から女子力アップセミナーまで、幅広い世代に向けたセミナーの講師を務める。
※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2017年10月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
誰からも嫌われない「食事の流儀」を銀座ママ日高利美さんが伝授
どんなお店でも使える「基本のマナー」
料亭、寿司、中華…お店のジャンルによってそれぞれのマナーがありますが、基本的な食事中のマナーとして8つ、お伝えしようと思います。
<基本的な食事中のマナー8つ>
- くちゃくちゃ音を立てて食べない
- キレイに箸を持つ
- 皆の飲み物がきて乾杯してから口をつける
- 食べ物はゲストが箸をつけてから口にする
- 食べ物、飲み物を残さない
- (接待する側は特に)食事の途中に席を立たない
- 席を立つ時はデザート前かデザート後
- 会計は席を立った時にさりげなく済ませる
タバコを吸う時のマナー
また、タバコを吸う時のマナーもお伝えします。タバコを吸わない方が増えてきましたが、タバコを吸う時の礼儀や暗黙のルールは今も存在します。
食事中にはタバコを吸わないというのが基本ルール。もしお席でタバコが吸えるお店でも、デザート前まで控えた方がいいと思います。
また年上・目上の人がいる時に吸う場合は、「タバコ吸わせて頂いてもいいですか?」と確認するようにしましょう。
そして、自分が吸っているタバコの煙の行方まで気を配ること。お隣の席や人に煙が行かないように配慮することが大切です。
最近は電子タバコを吸われる方が多くなり煙が出ることがないですが、やはり食事中は控えられた方が印象がいいと思います。
食事終盤での心配り
食事の終盤には、何気なく帰られる時間や次の日の仕事のスタート時間を確認しましょう
お食事後に2軒目に行く場合は、「まだお時間大丈夫ですか?」「もう1軒、軽く行きませんか?」とお誘いしてみましょう。
お客様がお帰りになる場合、お車を用意する時には到着時間なども考慮しつつ、締めくくりにお礼の言葉を述べて手土産をお渡しします。