3)米債務上限の復活
時限立法による米債務上限の効力停止が、3/15(水)に期限を迎え、3/16(木)から、債務上限が復活します。
最終的に議会が上限を引き上げないとは見込みにくいですし、引き上げ決定に時間がかかったとしても、当面は財務省が資金をやりくりすることができる、と見込まれます。
あるいは財務長官が自己の権限で、短期的に上限の効力停止を延長できる、という見解も聞かれます(それが米国の法規制上、本当に可能なのかどうかは、申し訳ありませんが確認できていません)。
4)オランダ総選挙
3/15(水)が投票日です。当メールマガジンで述べたように、極右政党の自由党が単独第1党になると予想されていますが、元連立与党の自由民主国家党と労働党の合計議席が自由党を上回ると見込まれているため、自由党抜きで連立政権が組織されるものと考えています。
こうした、既にメールマガジンで述べた材料に加えて、3/17(金)~3/18(土)に、ドイツで、G20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。ムニューチン財務長官が参加する初めてのG20となるため、米国の為替に対する姿勢が、どのように、またどのくらい共同声明などに反映されるかが、懸念されつつ注視されています。
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※当面の各地での自主開催セミナーは、下記の通りです。
すべて有料セミナーです(参加費、時間などは、それぞれ異なります)。学生の方には、学生無料枠もあります。
カッコ内の数字は、(現時点での参加お申し込み数/定員)です。残席数は、10を下回った場合に表示しています。
3/18(土)高岡(富山県高岡市)(7/25)
3/26(日)葛西(東京都江戸川区)(8/25)
4/1(土)名古屋(愛知県名古屋市中村区)(9/25)
4/15(土)札幌(北海道札幌市中央区)(1/25)
4/22(土)大阪(大阪府大阪市中央区)(8/25)
なお、今回より、全ての地区のセミナーについて、参加費を4000円に統一しました。どうぞご容赦ください。
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※上記以外のセミナーも、公開可能なもの(有料、無料にかかわらず、参加者が限定されていないもの)は掲載しています。
現時点で既にセミナーの開催が決定しているが、主催者が受付を開始していない、などの理由により掲載していないものも、セミナーの受付が開始され次第、順次掲載していきますので、お手数ですが、こまめに上記ページをご確認いただければと思います。
※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』2017年3月12日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した「盛りの花~世界経済・市場の注目点 <国内機関投資家の影響で日経平均株価が相対的に不調>」「理解の種~世界経済・市場の用語などの解説 <WTI、三たび>」もすぐ読めます。
『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』(2017年3月12日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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