17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が現状水準に据え置かれ、あらためて年内利上げの可能性が示唆されました。
資産管理の専門家・藤井まり子氏は、昨今の「グローバル官製相場」において、日本とユーロ圏がFRBの利上げを援護射撃することになると予想。欧州債務問題解決の切り札とされ、ドイツが難色を示している「ユーロ共同債」の発行は、実際には年初の時点で決定しているのではないかと指摘しています。
なぜ、そう言えるのでしょうか?
年初から決まっていた「ユーロ共同債発行」??? ~欧州の要人・3人が年初に訪日していた件~
実は、今年に入ってから、欧州からの要人が三人も続けざまに訪日しています。マスコミの取り扱い方は、とても小さかったですが、これは、とてもとても重要なことだと思います!!!
まずは、
・2015年1月12日に、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のダイセルブルーム議長が、新年早々、来日。
当時は、ギリシャでは「急進左派のチプラス政権が誕生するのではないか?」との危機感が欧州で広がっていた時期ですから、ダイセルブルーム議長は、とても忙しかったはずです。が、その多忙な議長が、新年早々、わざわざ極東の日本を訪問していたのでした!
ダイセルブルーム議長は、日本政府と何を話し合っていたのか???
次に、
・1月と2月に、「EMS(欧州安定メカニズム)」のレグリング総裁が、二度も来日しています。
二度ですよ!!!二度!!!
繰り返しになりますが、「EMS」は、欧州版のIMFです。今後、欧州のどこかの国が財政危機に陥ったときに、IMFに代わって大活躍する欧州機関が、「EMS」です。その「EMS」の総裁が、二度も来日して、日本政府要人に会っているんですね!!!
レグリング総裁は、日本政府と何を話し合っていたのか????
・最後のとどめは、3月初めに、ドイツメルケル首相が、なんとなんと7年ぶりに、来日したことです!!!
超多忙なメルケル首相が、7年ぶりに来日するほど、なにか重要な話し合いがあったわけです。
メルケル首相は、7年ぶりに、日本政府と何を話し合っていたのか???
『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』6月16日号より一部抜粋
※太字とチャート画像はMONEY VOICE編集部による
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