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没落する米国経済、コカ・コーラ社「管理職350名リストラ」が示す暗い影

小売大手、正規雇用から非正規雇用に切り替えへ

米国の大手百貨店チェーン・JCPenney社が、正規雇用を切って非正規雇用に本格的に切り換えるとの報道がありました。こちらもポイントを解説します。

消息筋によれば、米小売大手・JCPenney社は、週末の繁忙時間帯の従業員を増やすために、現有の正規雇用者を解雇し、パート・タイム雇用に切り替え、さらにパート雇用を増員する計画をしているという。

この雇用形態の変化は3月11日から始まり、その後の週末や繁忙時間帯には従業員が増えることになる。

正規雇用者の労働時間は、1週間35時間から25時間に減らされて非正規雇用となる。同時に増員される非正規雇用も週25時間労働となる。

内部消息筋は、「正規雇用をもっと減らそうとしており、NY地区のある店舗では、2年前に15人、1年前には12人だった正規雇用は、現在4人だけになっている」と語った。

出典:JCPenney turning full-timers into part-timers to cut costs – New York Post(2018年2月27日配信)

同社報道担当は、この雇用形態の変化について、正規から非正規への雇用方針に関しては認めたが、詳細説明を避けた。

同社は急激な販売高減少に対応するためにコスト削減を続けており、雇用削減を続けて来たが、それでも間に合わないのだ。

パート雇用の場合は、健康保険等の医療補助・福利厚生がない。そのため、このJCPenneyの会社リストラ策は、コスト削減に大きく貢献するだろう。

出典:同上

業界専門家は「店舗の来客数が多くなる繁忙時間帯に充分な従業員が居て、ヒマな時刻には少数の従業員になるのは、道理に叶っていること。他の同業他社も挑戦すべきことだ」と語った。

出典:JCPenney turning full-timers into part-timers to cut costs – New York Post(2018年2月27日配信)

つまり、今後はさらに小売業界全体で正規雇用が消えて行き、非正規雇用が増える社会になるというわけです。

Next: リストラの波は小売以外に向かっている。解雇予告数の推移は

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