実例その2:どうしても若い女性に目がいく(男性・30代後半)
30代後半の独身男性から、願望について相談を受けました。「どうしても若い女性に目がいく。願望ってどう下げたらいい?」という内容です。
何でも、アタマでは無理とわかってても、どうしても婚活では若い女性を狙ってしまい、そして失敗を繰り返してしまうそうです。少しでもより良い人と結婚したい。男女を問わず、婚活においては誰もが陥るトラップですね…。
このようなときの「願望の下げ方」について考えたいと思います。
既婚者に現状を聞いてみる
さて、まずは基本かもしれませんが、「周囲の幸せそうな既婚者に話を聞く」というのはいかがでしょうか?
それもできれば、あなたが望まないような人と結婚した方がいいかもしれません。あるいは、理想的な人と思って結婚したものの、今は不幸あるいは離婚した方も、十分にあなたにとって参考になるハズです。
もっとも、そもそもこういったプライベートなことは話さないことも多いですが、だからこそ独身者は、ついついイメージが先行してしまうのでしょう。
また、既婚者の多くは幸せであれ不幸であれ、独身者を相手にすると、不思議なほどに現状を語ってくれるものです。
ぜひ一度、結婚の実体を聞いてみませんか?
なお、一般的には友人や同僚が聞きやすい対象ですが、聞きにくければ、既婚者のブログを読むのも効果的かもしれません。結婚の実体を知り、現実の結婚生活を知れば、きっとヘンな願望も下げられることでしょう。
自分よりも年上の独身者はどう考えている?
さらに、似たような手法として「自分より年上の独身者に話を聞く」のも、別の意味で効果的といえます。
この場合の効果とは、多くの場合で「自分の置かれている有利な環境」と共に、「急がなければマズい」という現実について知ることに繋がるハズです。
どうしても婚活においては、男女共に年齢に勝る武器がありません。1歳でも若い方が有利です。
しかし一方で、相対的に若いうちは不思議とそのメリットを理解しにくく、人や物と同じで、年齢も失ってから重要性に気づきます。
もちろん、ただ話を聞くだけでは、なかなか現実には気づけないでしょう。しかし、この内容をアタマに置いた上で聞けば多少なりとも、真意が伝わるハズです。
そうやって自分の立ち位置を客観的に理解し、同時に既婚者の経験も併せ持てば、一気に願望を下げることに繋がるでしょう。
より良い人と結婚したいのは誰もが同じですが、それは未来の結婚相手だって同じです。
まず自分の願望を下げ、そして相手にも下げてもらい、現実的に結婚を狙っていきましょう。
次項からは、30~40代の女性の相談を取り上げます。男性にとっても、女性を知るうえで参考になる内容になっています。