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中国経済に大きな暗雲。前代未聞の海航「10万人リストラ」で失うもの

中国大企業の危機的状況

このリストラ劇の全体像を描くには私では力不足だと感じるほどに、この中国巨大企業の傘下のビジネス部門の売却(特に内外ホテルなどの不動産投資の大量売却)が続いています。

過去1ヶ月だけで、約50近くの記事が書かれています。到底ぜんぶを紹介することはできません。その中から、この企業がどれくらい手持ちの現金不足になっているのかを示す記事を紹介します。

傘下の航空会社が、過去半年間のジェット燃料代金を払えなかったことが、最近になって判明したのです。

海航集団は、中国国営航空燃料会社に対して、ジェット燃料のツケが溜まりに溜まって、半年分に膨れ上がっている。

このツケに関しては、国営航空燃料会社との協議を長期に渡って続けていたが、やっと30億人民元強のツケを最近になって支払ったことが判明した。

出典:China’s HNA Group clears $475 million fuel bill – Reuters(2018年3月22日配信)

手持現金が無くなっていた海航集団は、現金の代わりに合弁会社の株式や不動産を譲渡する案を提案したそうだ。

出典:同上

海航集団は、豪州・香港・ニューヨークにある手持ちの優良物件の不動産を売却し、ドイツ銀行・パークホテルリゾートグループ・ヒルトングループの株式も売却した。

出典:同上

ということで、ロンドンやニューヨークなどの高級不動産の価格は、下がる一方になるのが確定したようです。

image by:AirP72 / Shutterstock.com

【関連】本当はボロボロの米国経済。景気悪化の「兆候」を示す3つのデータ


※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2018年4月4日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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いつも感謝している高年の独り言(有料版)』(2018年4月4日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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