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米国株を買い支える「暴落阻止チーム = PPT」に異変発生

NY株式と金先物に関するユニークな考察が、メルマガ『いつも感謝している高年の独り言』で配信されました。ポイントは、
・アメリカ株は、米政府の「暴落阻止チーム」によって買い支えられてきた
・典型的な手口として、株買い、金(先物)売りの相場操縦が行われてきた
・8月に入って、NY取引時間中の株式と金先物の値動きに変化が出ている
です。

「暴落阻止チーム(PPT = Plunge Protection Team)」は米大統領直属の金融市場作業部会として知られる組織。また金は、先物価格操作の疑いが市場関係者の一部で根強く噂されています。「いつも感謝している高年」氏は、両者の関係に着目してNY株式と金先物の動きを観察し、今回の「異変」を発見しました。

限界に近づく「株価暴落阻止チーム(PPT)」の相場操縦

米国株式と金先物の関係に見逃せない変化が

毎日、完璧に観察しているか?と問われれば、「YES」とは答えられませんが、最近、米国株式市場と金(先物)市場との関係に変化が出ているように思えます。

株価暴落の「予兆」だと感じるのです。

今までは、NY株式市場の取引開始直後に株価が急落すると、それを救うように誰かが買いに入りました。同時に金価格も急激に抑えられました。これが毎日のように続き、その結果、金価格はこれまで続落してきました

毎日、それを見た後で、就寝してきました。「今夜も登場したなぁ。株価下落を上手く抑えたなぁ」と思いながらPCを切り、翌朝起床して、昨晩の動きをチェックするのです。そして毎朝「いつまで続けられるのだろう?」とNY市場を振り返るのが日課になるほどでした。

それが最近は、少し変なのです。例えば下記チャートで、8月4日(赤)の金価格は、叩かれても叩かれても、頭を何度も持ち上げています。最後は少し価格が下落しています。そのくせ、株価はプラスで終わらずマイナスで終わりました。

また下記チャートで8月7日(緑)の金価格は、NY株式市場の開始直後に深く落とされたのですが、なぜか効果がなく、大きく反発しました。株価のほうはと言えば、繰り返し、それこそ何度も蘇生させる努力を続けたようなのですがマイナスで終了。

8月5日(青)には下落させることができたものが、8月6日(赤)には下落させることができずプラスで終了。8月7日(緑)も結局、金価格はプラスで終了という流れです。

8月11日、12日も同様です。

阻止チームが力尽きるとき、大暴落はやってくる

米政府のPPT(Plunge Protection Team = 暴落阻止チーム)からすれば、せめて株価横這い、金価格も横這いで終わらせたかったはずです

水面下ではパニック状態でしょう。各国の中央銀行に打つ手がなくなったからです。これはIMF等のアナリストが解説していますので、MONEY VOICEの過去記事やメルマガバックナンバーをお読み下さい。押し寄せるリスクがあまりにも大きく、その数も多いのです。

米国は国内の経済不況、サブプライム自動車ローン、失業者の大量発生、プエルトリコを初めとする多くの地方都市の債務不履行問題など、数え切れない問題を抱えています。

欧州も同様で、ギリシャ、ウクライナの債務不履行問題。そしてスペイン、イタリア経済の悪化。

中国ではバブル崩壊は確実に継続し、大不況へと突入でしょう。どれを見ても日本の二の舞となる超長期不況が予想される状況ばかりです。

失業者が大量発生し、中間層が消滅し、所得の減少が続き、大量消費のシンボルのスーパーモールは閉店傾向。それなのに株価だけが高いとなれば、待ち受けるのは世界同時の株価暴落のみです。

以前にお伝えした、CNBCの誰かが朝のニュース番組で口走った言葉を思い出して下さい。

株価が下がっても大丈夫。PPTがやってくるから」でしたね。しかし株価暴落阻止チームがやってきても、駄目なものは駄目でしょう。人工呼吸器は、電力供給がなくなれば停止します。

Next: もう1つのシグナル。米国投資信託の資金流出が加速している

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