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トヨタ、「空飛ぶクルマ」で25年前の未来に追いつく=櫻井英明

なんと「空飛ぶクルマ」を開発中かとの観測が飛び出したトヨタ<7203>、この材料を兜町カタリスト・櫻井英明氏はどう見る?

トヨタが空飛ぶクルマを開発?「翼」の特許出願が話題に

『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の未来へ

軽減税率の再検討や北朝鮮の核稼働などの報道があるが、一番気になったのはトヨタ<7203>。

トヨタが空飛ぶ車を開発するのではないかとの見方が米国中心に広がっている。米子会社が「空飛ぶクルマのための積み重ね可能な翼」と題した特許を出願したのがきっかけだ。
出典:トヨタ、空飛ぶクルマ開発? 米子会社「翼」を特許出願(日本経済新聞)

理由は米子会社の「空飛ぶクルマのための積み重ね可能な翼」の特許出願とのこと。

空飛ぶスケボーも画像で放映される時代、車が空を飛んでもなんら不思議ではない。というかこれは、約25年前の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年)で描かれた世界だ。

ちなみに当時の作品内で、未来として描かれ車が飛んでいたのは2015年10月21日~26日の話。トヨタは、平成元年の映画の世界に、なんと25年後に到達してしまったことになる。

同作のパート1(1985年)では、作品内にトヨタ販売店のCMや日本企業の製品がたくさん登場した。同パート2(1989年)では、主人公のマーティの上司の名前が「フジツウ・イトウ」だった。同パート3(1990年)では主人公が「日本の製品は最高」と。

これはたぶん、第1作目から30年経っても間違っていない真実だろう。

トヨタ<7203>週足(SBI証券提供)

トヨタ<7203>週足(SBI証券提供)

日本車輌は35億円の損失、アメリカの陰謀ではなかろうが――

こちらも気になる、日本車輌製造<7102>の米製造会社の損失。

車両の製造に大幅な遅延が生じ、35億円程度の損失見通し。この子会社は日本車輌USA。6月に経営支援に乗り出した矢先の出来事だという。

ありあまるお金を使えとせっつかれ投資してみればこの始末。脇の甘さもあるのだろうが、ドラマの世界が現実化したような印象。納期遅延での補償もある。

アメリカの陰謀ではなかろうが、昨年は自動車部品メーカーが同様の話でアメリカで損失。自動車の生産に追い付かず納期を守るための残業代や空輸費が重荷になったという。よく聞く話でもある。

日本車輌製造<7102>週足(SBI証券提供)

日本車輌製造<7102>週足(SBI証券提供)

「兜町カタリスト」』(2015年9月16日号)より一部抜粋

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