fbpx

異次元緩和で飽和したマネーが流れ込む先は…僕が実物資産への投資を選ぶワケ=田中徹郎

大量に印刷されたマネーが株や債券市場に流れ込んでいる

これに対し実物資産は違います。

もちろんその時々の経済の状況によって価値が変動するという点では、ペーパーアセットと同じですが、実物資産はだれの所有物でもなく、唯一その所有者である私たちだけのものです。

言い換えれば、私たちと実物資産はシンプルに1対1で結ばれており、株や債券、現預金のように、他の関係者に振り回されるということがありません。

特に最近は、世界中に政府の緩和マネーがあふれかえり、1枚当たりの紙幣の価値は急速に薄まりつつあります、一方で大量に印刷されたマネーは株や債券市場に流れ込み、その規模はかつてないほどに膨張してしまいました。

はたしてこの状態は維持可能なのでしょうか、バブルではないのでしょうか…特に富裕層の方ほど、この危機感をお持ちのようで、今後は僕のような実物資産派が増えてくるに違いありません。

【関連】世界が認める景気鈍化を、なぜ日本政府だけは認めない?海外投資家は日本株を投げ売りへ=近藤駿介

【関連】日本の借金拡大は問題なし?世界が苦笑するトンデモ理論「MMT」を真顔で実験するアベ・クロ=今市太郎

【関連】「もう印鑑やめようよ」の声を黙殺へ。デジタル手続法案が印鑑業界の圧力に屈したワケ

1 2

一緒に歩もう!小富豪への道』(2019年3月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

一緒に歩もう!小富豪への道

[無料 毎週火曜日+号外あり]
富裕層むけ、富裕層入りを目指す方むけの究極の資産防衛メルマガ!一国だけに資産を集めておくのは危険な時代がやってきました。海外ヘッジファンド、貴金属、不動産からアンティーク・コインまで、金融不安に負けない世界分散ポートフォリオを、経験豊富なファイナンシャル・プランナーが誠意をもってご案内します。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー