大量に印刷されたマネーが株や債券市場に流れ込んでいる
これに対し実物資産は違います。
もちろんその時々の経済の状況によって価値が変動するという点では、ペーパーアセットと同じですが、実物資産はだれの所有物でもなく、唯一その所有者である私たちだけのものです。
言い換えれば、私たちと実物資産はシンプルに1対1で結ばれており、株や債券、現預金のように、他の関係者に振り回されるということがありません。
特に最近は、世界中に政府の緩和マネーがあふれかえり、1枚当たりの紙幣の価値は急速に薄まりつつあります、一方で大量に印刷されたマネーは株や債券市場に流れ込み、その規模はかつてないほどに膨張してしまいました。
はたしてこの状態は維持可能なのでしょうか、バブルではないのでしょうか…特に富裕層の方ほど、この危機感をお持ちのようで、今後は僕のような実物資産派が増えてくるに違いありません。
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『一緒に歩もう!小富豪への道』(2019年3月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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