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反日政策で自分の首を絞める韓国・文在寅大統領、若い世代の反発で窮地に=勝又壽良

韓国の文大統領は「3・1節」の大演説で、朝鮮戦争を仕掛けた北朝鮮への国民的怒りを、日本へすり替える巧妙なワナを仕掛けました。日韓関係はいま、重大な危機を迎えています。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)

※本記事は有料メルマガ『勝又壽良の経済時評』2019年3月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。

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親日派がやったことは、すべて改正を

韓国の文大統領は、3月1日の「3・1節100周年」の演説で日本への協調を呼びかけました。一方で、日本への歴史戦争を仕掛けたと見られています。

それは、日本統治下の1919年の民族独立運動(3・1節)100周年に当たり、「親日残滓一掃」を高らかに宣言したからです。政府機関、メディア、学校、市民団体などが総動員されています。

例えば、学校の校歌の作詞・作曲者に「親日派」が関わっていれば、それだけで内容と無関係に改正せよと迫る強引さです。地名に親日派の名字がついていれば改名させる。韓国全土において、「日本」との関わりを示すものすべてが憎悪の対象にされています。

この裏には、韓国の1人当たりの国民所得が昨年、3万ドルになったという「自信」があります。韓国は、「人口5,000万人以上・1人当たり所得3万ドル以上」という、「50,30クラブ」で米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリアに続いて7カ国目になったのです。韓国が、長いこと渇望してきたものでした。これで「日本と同格」と自信をひけらかしています。

北批判を日本にすり替え

文在寅氏は、「3・1節」の大演説において、朝鮮戦争を仕掛けた北朝鮮への国民的怒りを、日本へすり替える巧妙なワナを仕掛けました。

文大統領の演説では、日帝(日本帝国主義)が独立運動家に投げつけた言葉の「パルゲンイ(アカ=共産主義者)」を、1日も早く清算しなければならない「代表的な親日の残滓」と規定したのです。

実は、北朝鮮が韓国を突然侵略した朝鮮戦争(1950~53年)終結後、韓国では厳しい軍事政権による統制が行なわれ、疑わしい者を「パルゲンイ」呼ばわりしたのです。韓国警察は、戦前の日本警察の流れを引き継いだので、思想犯を「パルゲンイ(アカ)」と呼んだことは想像に難くありません。その後、韓国国民は広く警察当局による「パルゲンイ=アカ」呼ばわりを恐れたのでしょう。

文氏は、「パルゲンイ」が日帝の使った言葉で、北朝鮮と無縁であることを偽装したのです。日帝を悪者にして北朝鮮の侵略戦争を糊塗しようという巧妙な動きなのです。

文政権は、朝鮮戦争による莫大な被害について完全沈黙し、日韓併合だけを糾弾しています。日韓併合では、日本の財政支出でインフラ投資を行い、近代教育制度と学校や大学を建設しました。朝鮮の近代化に寄与したのです。朝鮮戦争は、韓国国民の生命と財産を破壊しただけで、一銭のプラスもありません。

その朝鮮戦争を仕掛けた北朝鮮の蛮行を隠すために、日本をことさら悪者者に仕立てています。本来、「パルゲンイ=アカ」に該当する北朝鮮を、日本にすり替えようという戦術は成功するはずがありません。韓国の良識派が見破っているからです。

文氏は、徹底的に日本を「残虐国家」と規定しています。文氏が大統領に就任以来、過去に結ばれた日韓協定はすべてご破算になりました。

戦時中の徴用工問題は、日韓基本条約で解決済みです。文氏は昨年8月、これをひっくり返す判決を大法院(最高裁判所)から出させる誘導演説をしているのです。大統領がそういう演説をすれば、それを斟酌するのは韓国司法です。政治に影響を受けるのが韓国司法の特色です。

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