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間近に迫る世界同時不況と、加速するドル離れ~地球規模でゴールドへの移動が起こっている

リセッション入りの懸念が高まるなか、金や銀など貴金属の価格が上昇しています。おそらく一部の投資家は、少しずつ資金を移しているものと見られます。(『カレイドスコープのメルマガ』)

※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2019年2月17日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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「円は安全資産」はただのフィクション。投資資金の行き着く先は

不思議と上がらない恐怖指数(VIX指数)

マーケットでは奇妙なことが起こっています。

マーケットの崩壊が近づくと恐怖指数(VIX指数)が跳ね上がり、金(ゴールド)や銀(シルバー)などの実物資産に資金の逃避が起こるはずですが、今回に限ってはそうはならず、VIX指数はさらに下がって15ポイントを下回ってきました。

通常、30ポイント以上になると、市場崩壊に黄信号が点滅したことになります。15ポイントという低い数が示唆するところは、「市場に恐怖が存在しない」ということです

トランプの国家非常事態宣言は、市場の脅威とならないのでしょうか。

ただ、金(ゴールド)や銀(シルバー)などの貴金属の価格だけが上昇しています。おそらく一部の投資家は、気づかれないように、少しずつ資金を金(ゴールド)の現物に移しているものと見られます。

これらの投資家は、通貨を保有したまま放置しておけば、ステルス増税によって資産を奪い取られると理解しています。株式・債券はバブル、土地もバブルなので、他に資金の避難先がないのです。

当メルマガで繰り返しお伝えしている、「中央銀行システムの外側に逃げろ」とは、まさにこのことなのです。

米国の国家非常事態宣言から戒厳令に移行するようなことがあれば、それは、かねてから国際通貨基金(IMF)専務理事、クリスティーヌ・ラガルドが言っていたように、「国際通貨のリセット」=「法定デジタル通貨への切り替え」が迫っている前兆と捉えなければなりません。

そうなれば、すべての消費、すべての資金移動は中央銀行に把握されることになります。

つまり、銀行預金に対して課税されるか、ベイル・インへの準備が始まったということを暗示しているのです。

行き場を失いつつある資金が向かう先は「金(ゴールド)」

会員の投資家向けに「ダインズ・レター」を発行している投資コンサルタント、ジェームズ・ダインズ(James Dines)は、会員からの「すでに金(ゴールド)は高くなっているが、今から買っていいのだろうか」という質問に対して、「遅すぎるということはない。なぜなら、米ドルが金(ゴールド)に取って代わられる可能性が高いからだ」と答えています。

ジェームズ・ダインズは言います。

「世界は、250兆ドルの借金の海に溺れながら、かろうじて頭を出して息をしている状態だ。2018年8月の安値以来の金(ゴールド)の回復は、米ドルが金(ゴールド)に取って代わられつつある予兆かもしれない」。

投資家の一部は、「金(ゴールド)価格上昇の理由は、FRBが利上げするもドル安が続いていること。そして、この数ヵ月に起こった何度かの株式市場の暴落によって、投資家たちが株価がピークを打ったと判断したからだ」と述べています。

しかし、ジェームズ・ダインズは「金(ゴールド)価格上昇の本当の理由は、集団恐怖症が資金の避難先を必死になって探し始めたからだ」と分析しています。

Next: 加速するドル離れ/「円は安全資産」という神話はフィクションに過ぎない…

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