フードデリバリーの市場規模
フードデリバリーの市場規模に関しても、興味深いデータが目論見書に載っていたので紹介しておきます。
SAMの方を見ると、自宅へのデリバリーが$161B(約16兆6,000億円)、テイクアウトが$472B(約47兆2,000億円)、ドライブスルーが$162B(約16兆2,000億円)で、合計で$795B(約79兆5,000億円)のSAMがあります。非常に大きな市場です。
Uber Eatsが狙っているのは、この$795B(約79兆5,000億円)という、巨大なフードデリバリー市場そのものです。
SAM: Service Available Market(自社サービスが直接サービスを提供することができる市場規模
TAM: Total Available Market(関連サービスまで含めた合計の市場規模)
TAM: Total Available Market(関連サービスまで含めた合計の市場規模)
Uber Eatsセグメントの売上
Uber全体の中でもUber Eatsセグメントの売上を見てみると、2018年の1年間で$1.46B(約1,460億円)まで売上が増えており、YoY+149%、つまり約2.5倍になるという、驚異的なスピードで成長していることがよく分かります。
ライドシェア事業の方は、売上成長率がYoY +33%ですので、いかにUber Eats事業が速いスピードで成長しているかが、ご理解頂けると思います。
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