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米中摩擦の長期化懸念でNYダウは617.38ドル安、日経平均想定レンジは2万800円前後(5/14)

さらに激化する米中摩擦の長期化懸念で、NYダウは617.38ドル安の2万5,324.99ドルで終了。大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比360円安でした。(『「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報』)

中国が報復として、米国製品への追加関税を25%に引き上げ

13日の海外動向

14日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比360円安の2万810円、高値は13日18時14分の2万1,140円、安値は14日01時55分の2万770円でした。

NYダウ 日足(SBI証券提供)

NYダウ 日足(SBI証券提供)

13日のNYダウは大幅反落、前週末比617.38ドル安の2万5,324.99ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同269.916ポイント安の7,647.024ポイントでした。報復として、中国は昨秋5~10%の追加関税をかけた600億ドル分の米国製品について6月1日から税率を5~25%に引き上げます。これが嫌気されました。

NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の6月物は前週末比0.62ドル安の1バレル61.04ドルでした。NY円相場は反発し、前週末比65銭円高・ドル安の1ドル=109円25~35銭でした。

本日の相場見通し

米中摩擦が激化し、対立が長期に及ぶ可能性が高まっています。このため、米株安、米長期金利低下、円高になっており、これは日本株に強烈な逆風です。日経平均の想定レンジは2万800円±300円程度です。下値不安が強まっているため、ボラティリティーは上昇し、値動きは荒くなるでしょう。

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imag by: photocosmos1/ Shutterstock.com

「カブ知恵」発、個人投資家向け株式情報』(2019年5月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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