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量的緩和バブル崩壊後に世界経済を待つ試練~IMF・BIS・ダラス連銀前総裁の警告

いまSNB(スイス中央銀行)が金鉱株を買っているのはなぜ?

さてこのような中、SNB(スイス中央銀行)が、大手金鉱山のAgnico Eagle社(AEM)の株式を購入したとのことです。本当なのか?噂ではないのか?をチェックしました。

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(ア)Agnico Eagle社の株価です。2008年から現在までの動きです。

(イ)同社の業績です。3番目のパラグラフで、2016年の予想キャッシュコストが590ドルから630ドルですから優秀なものです。キャッシュコストが低いので、この値段でも利益が出ており、今後3年間の生産計画も安定したものとなっています。

(ウ)同社の大株主リスト。赤枠がスイス中央銀行で、持ち株数が2,023,753株、53,071,000ドルと記載されています。2015年12月31日現在です。

(エ)スイス中央銀行の持ち株リストの一部です。赤枠がAgnico Eagle社の持ち株数です。持ち株数は2,023,753株。+1,900とは、2015年9月30日から12月までの間に1,900株を買い増したということです。これは同社の全発行株の約1%弱に相当します。

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いつも感謝している高年の独り言(有料版)』(2016年3月10,11,14,15日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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