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進学希望の震災遺児の皆さん!あなたの大学進学の夢、諦めないで=新美昌也

東日本大震災から丸5年が経ちましたが、今だ経済的な理由で大学進学を諦めざるを得ない高校生たちがいます。そんな子供たちを経済的に支援してくれる素晴らしい基金があることを皆さんご存知でしょうか。今回紹介するこの基金によって、一人でも多くの震災遺児の方々の進学の夢が叶うことを切に願っています。(『大学・専門学校への進学マネー講座』新美昌也)

あなたの進学の夢、この基金を利用して叶えて欲しい

大学進学には多額の費用が必要

震災から丸5年がたちました。震災遺児のための素晴らしい基金がありますので、ご案内したいと思います。

東日本大震災で親をなくした子どもたちが、経済的な問題で進学の道を閉ざされてしまうというのは、とても不幸なことです。社会にとっても大きな損失です。

大学に進学するにあたり、私立大学文系の初年度納付金115万円以上、4年間で約386万円の学費がかかります。専門学校も初年度納付金は、私立大学の文系程度かかります。生活費もかかります。

学費や生活費のことを考えると、日本学生支援機構の奨学金があるとはいえ、現実的には進学を断念せざるを得ないでしょう。

学費の全額、返済不要!

そんな子どもたちを支援する素晴らしい基金があります。

この基金は「みちのく未来基金」です。

東日本大震災で親をなくした子どもたちが高校卒業後に、大学・短大・専門学校へ進学するとき、学費の全額(年間上限300万円)を返済不要で支援している基金です。

震災当時0歳児までが対象です。

条件のとなるのは震災遺児であること、高校卒業、進学先の合格証だけです。震災遺児であれば、東北以外にお住まいでも構いません。この基金の情報が震災遺児に届くとうれしいです。

【関連】春が来た!「国の教育ローン」を使いこなす11のポイント=新美昌也

大学・専門学校への進学マネー講座』(2016年3月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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家庭の事情(経済的理由)で大学への進学を諦めていましたが、奨学金などの学費支援制度を活用して、私立大学に自力進学しました。その経験を活かし、首都圏を中心に年間70校以上の高校で進学マネー講演会を行っています。生活保護世帯から高所得者世帯まで、本当に知りたい進学費用や工面の方法についての情報をお届けします。特に、高校の先生や高校生の保護者には役立つ内容です。

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