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IMF、2020年世界経済見通しを下方修正。日本は成長率が年々低下へ=高梨彰

借金と国の予算を使っても経済成長できない日本

むしろ、趨勢(すうせい)的な方向性をみることが大切かと。

ざっと言えば、「世界経済は減速気味、でも3%。日本は0.5%、てことは存在感がさらに低下。インドは振れが大きいものの、成長率は高め。アメリカも減速、でも金融の支えアリ。中国は成長率の数値は従前から疑問符が付いているものの、減速が継続することは確からしい」。こんなところでしょうか。

それにしても、日本とイタリアの成長率の低さが目に付きます。どちらも借金が多い割に、借金が経済成長へと有効に活用されていない印象です。

働き方改革なんて言う前に、国の予算の使い道をちゃんとしてもらわないと駄目かと。

とは言うものの、昨日の施政方針演説からはその気配すらなく。まぁこれは何処の党が政権を取っても変わらないのでしょうけど。

てことで、日本よりおカネを注ぎ込む国はたくさんある、そんなことをIMF見通しは教えてくれます。

今回のまとめ

・IMFの世界経済成長率見通し、インドを中心に下方修正
・日本は成長率が年々下がる見込み
・アメリカの金融環境、トランプ大統領のFed批判とは反対に「最も緩和的」と

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2020年1月配信分
  • IMF見通し、トランプへのやっかみ(1/21)
  • 邪な”I have dream”(1/20)
  • 「ウィンウィン」を連呼する中国テレビ局(1/17)
  • 中央銀行の陰り、政治屋インサイダーの増殖(1/16)
  • ゴキブリホイホイに支えられる市場(1/15)
  • ペルシャ語ツイートに感じる米大統領と米株の「勢い」(1/14)
  • 「市場は常に正しい」の意味(1/10)
  • 速さを追うより生身の人間らしく(1/9)
  • 100円レトルトカレーが株式市場を支える(1/8)
  • 「令和3年不況」記事の読み方(1/7)
  • 中東情勢、過去の例では「3ヶ月後には株高」(1/6)

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image by:Maxx-Studio / ShutterStock.com

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高梨彰『しん・古今東西』』(2020年1月21日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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