「ZOZOMAT(ゾゾマット)」を覚えているだろうか?
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する株式会社ゾゾが昨年6月24日に発表した足のサイズを3D計測できるマットで、価格・送料ともに無料で昨年秋冬に配送予定とされていたが、ついに昨年内に発送されることのなかった“曰くつき”のマットである。
ネットで検索をかけてみると、「zozomat いつ」「zozomat どうなる」「zozomat 来ない」「zozomat 届かない」という関連ワードが表示されるほど、“あれどうなった?”化していたZOZOMATだが、ようやく発送の目処が立ち、「予約商品発送日のお知らせ」メールが送信されたようだ。
ネットでは、ゾゾ前社長の前澤友作氏をはじめ、メールを受け取った人たちが「ZOZOから連絡が来て、何かと思ったら足の計測ツールだった」「忘れた頃の発送メール」「…ZOZOMATってなんだっけ?」「一生来ないかと思った」「身に覚えのない予約商品で詐欺かと思った」といった投稿をしている。予約してから半年以上も経っていることから、すっかり忘れていたという人が多いようだ。
ZOZOMATの発送連絡が来た。忘れた頃を見計らって連絡してくるサプライズ好きなZOZOが好き。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) February 12, 2020
なんかZOZO予約したっけって思ったらZOZOMATだった
…ZOZOMATってなんだっけ pic.twitter.com/gCbnWtPagZ
— ‧✧̣̥̇‧gulu gulu 藍珠‧✧̣̥̇‧ (@gulu__lanju) February 12, 2020
一瞬注文した覚えないよな、、
って思ってたけど、確か無料で買えたんだっけ。
それすらも覚えてない、、
でもメール通知ありがとう#zozo #zozomat pic.twitter.com/HCH770p9ux
— ひろもん@経理兼プログラマー (@hiro_mooon) February 12, 2020
ZOZOMAT、とうとう来た!
…ZOZOMATってなんだったっけ??#ZOZOMAT#ZOZO pic.twitter.com/ptgJec6pTc
— ケイシ@共働き会社員 (@keishi353) February 12, 2020
ゾゾ によると、ZOZOMATは専用マットに足を乗せてスマホで撮影することで、足の形をミリ単位で3Dデータ化してくれるツールだ。足の長さだけではなく、足囲や足幅、かかと幅、足甲高さ、ふまず長さなど複数の部位を計測できる。
日経クロステックは、「『靴を買うならZOZOTOWNに行ってみよう』という世界にしたい」という沢田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)の言葉を紹介しているが、緻密な計測データがあることで、ネット通販等でも手軽に自分に合う靴を選ぶことができるようになるだろう。ネットではZOZOMATへの期待の声が続々と投稿されている。
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