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志村けん、チャールズ皇太子も「コロナ陽性」。現実味を帯びてきた感染脅威、症状と対策は?

世界各国で感染拡大を続ける新型コロナウイルスだが、今週に入り、日本・イギリス両国で“大物”人物の「コロナ陽性」が報告された。

日本ではお笑い芸人の志村けんが17日に発症し、23日のウイルス検査で陽性反応が確認され、入院していることを所属事務所が発表。重度の肺炎と闘っているという(サンスポ)。

イギリスでは王室のチャーチル皇太子に陽性反応が確認されたことをBBCなどが伝えた。イギリス王室の報道官によると、症状は軽く「それ以外は健康」だということだ。妻のカミラ夫人は陰性だった。

志村けんとチャールズ皇太子の症状が全く異なるように、新柄コロナウイルス感染症の症状は、重篤なものから軽症なものまで人によって様々だ。時事通信が報じたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を受け入れた自衛隊中央病院の症例報告によると、「陽性者の約8割は無症状か軽症だったが、コンピューター断層撮影(CT)で調べると、その約半数の肺に異常な陰影が認められ、悪化した人もいた」というから、軽症だったとしても油断はできない。

志村けんとチャールズ皇太子の「コロナ陽性」報道を受け、ネットでは「芸能人とはいえ『知ってるひと』の罹患。ひたり、と『惨劇』が一歩歩み寄ってくる感覚」「チャールズ皇太子が陽性になれたということは、社会のあらゆる場所まで、あまねくコロナウイルスの脅威が忍び寄ってきているということ」と、自分が当事者になる可能性が現実味を帯びてきたとする声も投稿されている。

小池都知事も25日、都内で1日に発表する新たな感染者が過去最多となる41人だったと報告し、週末の外出自粛を要請。日本国内においても感染爆発(オーバーシュート)の重大局面だと伝えた(NHK)が、新型コロナウイルス感染症に感染するとどのような症状があるのだろうか、またどのように対策を行えばよいのだろうか。

日テレNEWSは、感染者治療の医師が解説した「新型コロナ症状は?」いま知るべき5つのことの中で、新型コロナの初期症状は、「咳や微熱、鼻水、喉が痛いなど、風邪のような症状が続く(最初の症状で普通の風邪との区別はつかない)」で、感染予防対策で有効なのは「外出をしてドアノブやつり革など人が触りやすいところを触ったら、その都度しっかり手洗いする」こととしている。

もはや人ごとではないだけに、一人ひとりが不要不急の外出を控え、対人接触をなるべく避け、手洗いなどの衛生対策を行うしかない。

Next: ただの風邪じゃない。他人事でもない。Twitterでも危機感を訴える声

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