このままでは、つぶれてしまう!
さすがに大きな百貨店といえども、このままでは「つぶれちゃうよ」という感じです。
この状況を見て、日本百貨店協会の会長でもある高島屋の村田社長は、「このまま続けていてはダメだ」と判断したのでしょう。各地で、高島屋の営業再開を次々と進めています。
もっとも、相手はウイルスなので、もし店内で感染が起きれば、致命的なダメージを受けます。
このあたりは「賭け」とも言えるわけですが、高島屋は、東南アジアでも店舗を展開していますから、海外の状況に関するコロナ情報も持っているのでしょう。
感染の可能性は常にある
気になるのは、宇都宮(栃木県)のスーパーマーケットでの、集団感染のケースです。ヨークベニマル戸祭店で、従業員4人やその家族など、合わせて6人が感染しました。
百貨店も、バックヤードに商品の倉庫や従業員食堂があったりしますから、まったく同じではないにしても、感染の可能性がある場所はあります。
このあたり、高島屋が果敢な営業再開で、成功するのか、あるいは、感染が起きてしまうのか。微妙なところではあります。
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『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2020年5月22日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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日本に影響を与えてきた欧米勢の勢力図が変化し、国際情勢も激変の時期を迎えています。トランプ政権の前の欧米勢力は、日本の1990年のバブル崩壊以降、日本の衰退を狙ってきました。超長期の経済サイクルである、コンドラチェフ・サイクルが、戦後最悪の大底でもあったことから、日本経済はデフレに陥り、低迷したままであったのです。ところが、トランプ政権の誕生以降、欧米勢の勢力は変化し、日本の今後も、大きく変わろうとしています。このメルマガでは、有料読者に限定して、ちょっと書きにくい話にも踏み込んで、欧米勢の動きをお伝えします。