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百貨店4月売上マイナス72.8%の衝撃発表、高島屋のフライング営業再開は大きな賭けか=児島康孝

このままでは、つぶれてしまう!

さすがに大きな百貨店といえども、このままでは「つぶれちゃうよ」という感じです。

この状況を見て、日本百貨店協会の会長でもある高島屋の村田社長は、「このまま続けていてはダメだ」と判断したのでしょう。各地で、高島屋の営業再開を次々と進めています。

もっとも、相手はウイルスなので、もし店内で感染が起きれば、致命的なダメージを受けます。

このあたりは「賭け」とも言えるわけですが、高島屋は、東南アジアでも店舗を展開していますから、海外の状況に関するコロナ情報も持っているのでしょう。

感染の可能性は常にある

気になるのは、宇都宮(栃木県)のスーパーマーケットでの、集団感染のケースです。ヨークベニマル戸祭店で、従業員4人やその家族など、合わせて6人が感染しました。

百貨店も、バックヤードに商品の倉庫や従業員食堂があったりしますから、まったく同じではないにしても、感染の可能性がある場所はあります。

このあたり、高島屋が果敢な営業再開で、成功するのか、あるいは、感染が起きてしまうのか。微妙なところではあります。

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2020年5月配信分
  • 予想されていたとはいえ、百貨店4月マイナス72.8%の衝撃(5/22)
  • 日本4月~6月期、GDPマイナス21%予測。実経済のダメージは、リーマンより悪い(5/15)
  • インドにある韓国LGの化学工場で、最悪規模の有毒ガス流出事故(5/8)
  • 【速報】死亡説が流れた、北朝鮮の金正恩委員長が肥料工場視察(5/2)
  • 英国の入院患者、33%が死亡の衝撃(5/1)

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image by:Osugi / Shutterstock.com

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ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2020年5月22日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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