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ドル円相場に変化の兆し、105円を割り込むか〜今週の各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 週明けの動きに注目

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<先週の動き>
ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も堅調な展開を維持し、右肩上がりのABラインに沿ってB点に引き寄せられた。しかし、B点が位置する時間帯にB点に引き寄せられ且つ上ヒゲの長い同事線に近いローソク足を示現。その後は値を下げてきている。
次の注目日は9月7日前後である。

A点水準:約132円
B点水準:約142円50銭
C点水準:約149円

<今週のポイント>
上値の重たい展開に移行するのであれば、上値抵抗線として控えているBDラインを越えることなく推移することになる。この場合は、真下にあるADラインを試す動きになっていこう。
週明けにC点が位置する時間帯を通過することで、C点が変化日となり下げ止まりから再び高値を更新していく可能性はある。この場合、上値抵抗線BDラインを越えていくことになる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で140円50銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>
堅調な展開を維持している。週明けに通過するC点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。しかも、先週末のローソク足が同事線に近くことから、下げ止まることも考えられるからだ。この場合、上値抵抗線BDラインを越えて、145円を窺がうことが考えられる。

<サブシナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性が出てきた。B点が位置する時間帯が変化日となり値を下げてきている。しかも、B点が位置する時間帯で同事線に近いローソク足が出現している。そして、上値抵抗線BDラインが存在しているからだ。
この場合、137円台を試す可能性が出てくる。

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年9月6日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

image by:REDPIXEL.PL / Shutterstock.com
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