韓国は「3無の冬」になる?
韓国の新規感染者が1,000人に増えたわけだが、日本よりも絶望的な状況であることを中央日報が「3無の冬」と表現している。
3無とは、病室・医療スタッフ・ワクチンがないことを言うようだ。韓国のワクチン確保についてはゼロだと以前のメルマガで特集したが、あれから韓国はアストラゼネカのワクチンを確保できたようだ。
ただし、アストラゼネカのワクチンはファイザーのワクチンやモデルナのワクチンよりも有効性が低かったり、追加試験が必要だったりして、年内生産量が3,000万回分から400万回分と大幅に減った。
韓国にワクチンが届くのは早くて2021年後半との報道もあるが、この生産減少ニュース前なので、実際は再来年の2022年になる恐れがある。
迫る失業・倒産ラッシュ
イギリスではファイザーのワクチン接種が12月8日から始まって、韓国メディアが羨ましそうに記事にしていた。お金があるのにワクチンを確保しなかった韓国政府は無謀すぎるだろう。さらにいえば、ハリボテの「K防疫」の広報代に、100億円以上を使ったとの情報もある。
その「K防疫」も自慢できなくなり、地獄の3ヶ月を迎えることになった。もちろん、経済活動を止めれば、日本以上に失業や倒産が増えていくだろう。
2020年の韓国経済破綻はなくても、コロナ禍で債務は大幅に蓄積されているのは言うまでもない。
冬にワクチンもなく、経済も止められないなら感染者や死者はさらに増える。経済を止める厳しい制限措置は、経済苦での自殺者を急増させる。
どちらに舵を取っても難しい選択を迫られる。そして、文在寅大統領の支持率は38%と危険水域となっている。
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※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年12月13日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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- 435回「韓国の家計債務は1637兆ウォンで債務比率は97.9%という絶望的な状況」(10/11)
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- 431回「台風9号と10号で韓国原発6基が停止。原因は台風が運んできた塩分か手抜き施工!?」(9/13)
- 30回「台風10号+コロナ禍+医師のストライキで医療崩壊する韓国」(9/6)
- 429回「韓国で再び急増した新型コロナウイルス+医師のストライキで医療崩壊必至!」(8/23)
- 428回「韓国版ニューディール政策の一環?韓国のユニークな雇用に抱腹絶倒!」(8/16)
- 427回「8月4日に日本製鉄の株式が現金可能となったが同社が即時抗告して長期化へ」(8/9)
- 426回「イースター航空破綻は韓国航空危機のただの序章に過ぎない」(8/2)
『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年12月13日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。