[本日の想定レンジ]
6日のNYダウは612.34ドル高の49910.59ドル、ナスダック総合指数は512.81pt高の25838.94pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比2690円高の62110円だった。本日は、中東戦争終結に向けた期待からリスク選好ムードが強まり、日経平均は大幅な上昇が期待される。連休前は米ハイテク株高や好決算を発表した東エレク<8035>が急伸したことも相場を押し上げ、日経平均は反発した。ローソク足は陽線を形成し、高値と安値は30日の水準を上回り、59000円台前半での押し目買い需要を確認する形となった。6日の米国市場は、米メディアが同日、「米国とイランが戦争終結に向け合意に近づいている」と報じたことで、中東紛争終結に対する期待感が高まり、主要株価指数はそろって大幅に上伸したほか、原油の供給懸念が和らぐとの見方から米原油価格も大幅に下落し、1バレル=95ドル台へと急落した。また、5日の取引終了後に好決算を発表した米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズが上伸したほか、他の半導体関連株にも買いが波及し、ナスダック総合指数やSOX指数はともに史上最高値を更新した。本日の東京市場もこうした流れを受け、半導体・人工知能(AI)関連株中心に幅広い銘柄への買いやヘッジファンドなどの短期筋による先物買いも想定され、日経平均は初めて62000円台乗せが視野に入ると見込まれる。ただ、トランプ米大統領は6日、SNSで、対イラン軍事作戦について、イランが合意すれば終了すると述べた。一方、イランは主要項目について「48時間以内」に回答するとしており、最終的な戦闘終結合意につながるのかは未知数で先行き不安感も拭えない。原油価格も下落したとはいえ、1バレル=95ドル台と米・イラン紛争開始前の65ドルからは依然高水準にあり、原油高によるインフレ懸念も残る。このため、買いが一巡した後は、米国とイランの協議の行方を見極めたいとの見方が広がりそうで、関連報道に一喜一憂する展開も予想される。上値メドは、心理的節目の62500円や63000円、63500円、下値メドは、心理的な節目の59000円、4月23日の安値(58621円)や心理的な節目の58000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62500円-下限61500円
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む