fbpx

今年こそ暴落がやってくる? ストックマン元議員の「3月15日危機」警告

ストックマン「1987年の株価大暴落より、もっと凄まじいことになる」

もう1つのビッグ・イベントとは、連邦政府の利上げです。

ストックマンは、「連邦準備制度理事会(FRB)は、3月15日あたりに利上げを行うつもりでいる」と見ています。

事実、数時間前のテレグラフも「FRB議長のジャネット・イエレンが3月中の利上げを示唆」との記事をアップしました。

「トランプとFRBとの対立が、いよいよ本格化してきた」そうした見方もできないこともありませんが、FRBが通貨の発券権限を独占している限りは、紙幣の印刷の暴走を制御するための政策としては、それは理にかなっているのです。

主流メディアが報じているように、本当に3月15日あたりに利上げが行われた場合、他の通貨に対してドルが強くなるのでドル高になります。

金利の上昇は、反対に、金(ゴールド)や銀(シルバー)などの貴金属の下落要因となります。実際に、イエレンの利上げを示唆するアナウンスがあってから、金と銀は下落しています。

これに対してストックマンは、1トロイオンス当たりの銀(シルバー)価格は、現在の18ドル近辺から4ドル以上、下落すると見ています。

インタビューの最後にストックマンは、「私は、1987年の株価大暴落のときより、もっと凄まじい暴落を演じると予想している」と付け加えました。

1987年10月19日、いわゆる「ブラック・マンデー」では、たった1日でNYダウが前日比で508ドル(下落率では22.6%)も暴落しました。翌日20日の日経平均も一気に連れ安して、前日比3836円安(下落率では14.9%)を記録したのです。

翌日、リバウンドがあったものの、しばらくの間、乱高下を繰り返して、その後、低位で足止めされたのです。このストックマンの見立てが正しいのかどうか、もうすぐ判明します――
続きはご購読ください。初月無料です

初月無料購読で今すぐ読める!最新号(3/9 第198号パート1)の内容

ブロックチェーンの光と影 各国の中央銀行が仮想通貨を発行-未来の支配者は誰か?(その1)

・ブロックチェーンが地球上のすべての取引に地殻変動を起こす
・ブロックチェーンは反中央集権的な技術
・ブロックチェーンが中央銀行に利用されるとビッグブラザーの危険性が出てくる
・不思議な中央銀行「イングランド銀行」もブロッチェーン技術の導入を計画
・「ビッグブラザー」は通貨によって支配・監視する
・日銀は国際決済銀行(BIS)が世界統一通貨を明言するまで態度を明らかにしないだろう
・ブロックチェーンは株式取引の姿を激変させる
・インドで実行された社会工学的な実験
・BIS、IMF、世銀、そしてFRBは世界統一政府の恒久的な確立を目指している
・パナマ文書のリークと「腐敗対策サミット 2016(Anti-Corruption Summit)」は茶番劇である
・実は「99%」の人々ほど、「私は何をすべきでしょうか」と訊ねたがる


※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2017年3月2日第197号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した続き(混沌のヨーロッパより深刻なのは米国の差し迫った消費不況/待つばかりのシアーズの死・・・始まった“小売の黙示録”/象徴的な「ファミリー・クリスチャン」の永眠)や、最新号(3月9日第198号パート1)もすぐ読めます。

【関連】「世界の終わり」に本気で備え始めたシリコンバレーのIT長者たち

【関連】トランプ米大統領と「エホバの証人」知られざるユダヤ・コネクション

【関連】なぜ黒田総裁は日本経済を破滅に導くのか?「異次元緩和」本当の狙い

1 2 3 4

「カレイドスコープ」のメルマガ』(2017年1月31日第192号パート1より一部抜粋、再構成

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

『カレイドスコープ』のメルマガ

[月額770円(税込) 毎週木曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
『カレイドスコープ』は、よく「目から鱗」と言われます。国内外の確かな情報を、いくつも紡いで面にしたときに、初めて世界で起こっている事象の深層に迫ることができます。今こそ、ご自分のアングルと視座をしっかり持って、視界ゼロメートルの霧の中から脱出してください。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー