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なぜ低評価の竹中平蔵チャンネルを続ける?罰ゲームではない菅政権の隠れた思惑=今市太郎

第1回目はNHK問題。総務大臣当初戦略の焼き直しか

そして1月1日には、輝かしい第1回コンテンツが開示されました。

しかし、その内容はNHK批判で、小泉政権下で同氏がNHKの民営化を口したものの誰からも賛同を得られずにとん挫したものを、菅政権下の経済諮問会議の民間委員就任を契機としてまた持ち出してこようとする魂胆が見え見えの内容になっています。

年末、往年の竹中氏の部下であった高橋洋一氏がNHK教育テレビの売却提案をぶち上げていましたが、どうもこれが竹中発言のティーザーであった様子。

新自由主義をかざして国をどんどん衰退させることを画策する連中は、なんの戦略もない菅政権下で我が意を得たりとばかりにやりたい放題をいよいよ始動させてきたものと思われます。

その1つがYouTubeデビューであったのだろうという意図が明確に見えてくる次第です。

恐らく国際金融資本家のデービッド・アトキンソン氏もこの流れにその姿が顕在化してくるのは時間の問題のようで、国民も随分と甘く見られたものだという印象が強まります。

「平ちゃん」は右も左も大嫌いな存在

竹中氏は、レベルの低い国民などいかようにでも料理して、経済の仕組みを国のレベルから変えて、自らの利益へと誘導していくことができると思っているのかも知れません。

しかし、さすがに国民はそこまで見くびられるほどの存在ではなく、竹中氏は世の中の役に立っていないということは多くの人々がすでに認識している状況で、その一端が「平ちゃんねる」の評価として示現したことは間違いなさそうです。

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