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今夜の米雇用統計「良くて当たり前」でドル円はどう動く?戻り売りが奏功する2つの理由=ゆきママ

今夜の想定は1ドル=108.80~109.90円

平均時給などにサプライズがあれば別として、非農業部門雇用者数が予想並か多少上回った程度では、どこかで戻り売りを試しても良いでしょう。

初動で110.00円の大台を超えるような値動きであれば警戒ですが、109.50~109.60円に引っかかったり、109円台後半で伸び悩むようであれば、お試しでショートしてみたいところです。

ドル円チャート(日足)

ドル円チャート(日足)

ダウが堅調で、株式市場が大崩れにならない限りは円高に大きく傾くこともなさそうですから、109.00円の大台節目から21日移動平均線のある108.80円は強めのサポートとなりそうで、利益確定は109.00円手前、109.10~109.20円を意識しておけば良いでしょう。

逆に予想を大きく下回った場合は、いったんは様子見でしょう。リスクオフで素直に下げれば良いですが、株式市場は労働市場の停滞を意外と歓迎する可能性もありますからね。株価がよほど崩れない限り、突っ込んで売っていくのは避けたいところです。

ドル円は悩ましい相場が続きますが、今のところ極端なドル高や上昇トレンドを想定できませんから、短期はレンジを意識してトレードするしかないでしょう。

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image by:Sabrina Bracher / Shutterstock.com
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2021年5月7日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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