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日韓首脳会談にすがる文在寅の崖っぷち。日本の塩対応に怒るよりも「K防疫」を見直すとき

日韓首脳会談をめぐる日本側の言い分は?

それで、日本側は文在寅大統領の訪日をどう見ているのか。9日、菅義偉首相は「(文在寅大統領)訪日される場合は外交上丁寧に対応するということは、ここは当然のことだというふうに認識をしています」と語っている。

この「外交上丁寧な対応」について、日韓で意見が分かれている。これは訪日すれば日韓首脳会談はあると韓国メディアは期待しているが、そもそも、「外交上丁寧な対応=日韓首脳会談」に繋がるのか。

一国の大統領が訪日すれば失礼のないように対応するのは外交上、当たり前の話だ。そして、日韓首脳会談に言及すればいいのにしないということは、まだ何も決まってないとだろう。

でも、外交的なスケジュールの調整で2週間前では、かなり遅いので、日本側のやる気のなさは伝わってくる。

このように文在寅大統領の訪日を巡って、日韓首脳会談が開催されるかどうかが、韓国経済のネタとなっている。もっとも、万が一に開催されても何も決まらない。平行線になるのは見ての通りだが。

文在寅大統領は、日韓首脳会談を開催できれば、日韓関係が改善できると思い込んでいるが、元慰安婦訴訟、徴用工問題で、韓国側が解決策を出さなければ何も変わらないことを理解していない。

そもそも、G7サミットで断られて、まだ日韓首脳会談を要請とか。本当、鬱陶しい。それよりも文在寅大統領は韓国で急増してる新型コロナの対策に専念すべきだろう。

デルタ株の流行で消え去った「世界最高のK防疫」の皮肉

6月30日、韓国の文在寅大統領はG7サミットでの話題で「就任当初のころは韓国が『ろうそく集会』によって、暴力のない平和的かつ文化的な方法で政権交代を成し遂げたことに各国が驚嘆したが、今は韓国の防疫能力と経済力を高く評価している」と自画自賛した。

ちなみにこの「ろうそく集会」も、韓国の防疫能力と経済力を高く評価しているなんていうのは韓国の文在寅大統領の妄想だ。そんなニュースはどこにもない。

このように「韓国のK防疫は世界で高く評価されている」「世界最高のK防疫だ」と自慢したわけだが、その翌日から、1日の新規感染者が800人台前半を超えてきたという。これを私は「逆神の文在寅」と呼んでいる。

Next: 韓国の新規感染者は過去最多を更新。外交よりも自国内を優先すべき

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