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韓国・文在寅大統領の任期は残り半年、退任後に待つ悲惨な末路。外交・経済「オール落第」で地獄の5年間に=勝又壽良

駆け引きしすぎてクアッド失敗

韓国は、いずれクアッドへ参加するつもりであったようだ。いかに韓国を「高く売るか」というタイミングを狙っていたのであろう。具体的には、北朝鮮との取引に利用することである。

その思惑は、「AUKUS」(オーカス:米英豪)という軍事同盟結成で、打ち砕かれた。豪州が9月に、米英とともに攻撃型原潜を建艦する方針を発表したことで消し飛んだのである。

インド太平洋戦略は、クアッドとAUKUSの二本建になった。クアッドという価値観重視と戦略物資確保の視点で、日米豪印が結集する。別働隊では、AUKUSが軍事同盟として実戦部隊になる構想だ。

韓国が、クアッドへ参加する意思を固めていたのは、駐米韓国大使の発言で分かる。「日本が、韓国のクアッド参加を拒否した」と言ったのである。ことの真偽のほどは分からないが、韓国世論を納得させるために、敢えて日本を「悪者」に仕立てた可能性はあろう。

韓国には、クアッドに参加することで日本との外交的な位置が引き離されないようにすべきであるとの主張が根強い。日米同盟の結束力に比べて、米韓同盟に隙間風が吹いていたのでは、韓国が対米外交において日本に大きく引き離されるという危惧である。

あらゆることで、日本に引けを取らないことが「国是」の韓国である。日本に引き離されることは、我慢できないお国柄なのだ。

韓国は、駆け引きをし過ぎてしまい、クアッド参加の機会を逸したようである。

米国は、バイデン政権発足当初、韓国をクワッドに参加させるべくあらゆる機会を利用して説得してきた。だが、途中から方針が変わって、韓国の代わりに英国を加える案が登場した。この英国参加案は、「AUKUS」という米豪を巻き込んだ軍事同盟へ発展した。

ここまで来ると、韓国の出番はなくなったと見るほかない。

冬眠状況が続く対日関係

文政権は、対米外交政策で大きな失敗をした。

対日外交が、疎遠になっている事情も働いているはずである。もはや、韓国が気軽に日本へ相談できる雰囲気は消えているからだ。日韓外交は事実上、没交渉である。自衛隊は過去、韓国軍から留学生を受け入れていた。それも今は、消えているであろう。

2018年12月、韓国海軍艦艇が自衛隊哨戒機へレーダー照射した事件は未解決である。当時の韓国国防部長官は、航空自衛隊へ2度も留学経験を持ち、自衛隊哨戒機がどのような任務を行っているか熟知のはず。

それが、「シラ」を切って、日本の責任へ覆い隠す事態となった。日本防衛当局が、韓国への信頼関係の消えるほど激怒した事件である。

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