成長株投資で大切なのは打率ではない
となると、今この時点でビジョン・ファンドが投資している368社から、例えば10倍になるものがどれだけあるのか。もしかしたら100倍になるものもあるかもしれない。ホンモノがどれだけあるか……というのが、長期におけるソフトバンクグループのパフォーマンスの鍵を握ってくるわけです。
成長株投資で大事なのは、実は打率ではありません。仮にほかのぜんぶが0になったとしても、1個が100倍になったら最終的に大勝ちなのです。
そういうものだと思ってソフトバンクグループを見ると、また見方が変わってくるのではないかと思います。
成長株を持つ方は、この考え方を理解して投資をすると良い結果につながると思います。
(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取扱いには十分留意してください。
『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2021年12月12日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
[無料 ほぼ 平日刊]
【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。