安倍元首相は知っていた?
問題は、この莫大な資金が本当にミサイル開発に使われたのかどうかです。
これも、当時の状況を知る統一教会の元幹部を含めて複数の関係者がこの資金こそが厳しい北朝鮮の経済制裁下でもミサイル開発を押し進める原動力になったと証言していることから、明らかな状況です。
統一教会の資金源といえば、全体の7割が日本での活動で信者から無理やりかき集めたお金です。
信者の高額献金がまわり廻って北朝鮮に送金されて、ICBM開発の重要な資金として利用されていたというのは、相当ショッキングな内容です。
この話、統一教会と晩年蜜月合体すぎてすでに一心同体のような状況だった安倍元首相がまったく知らなかったとは思えないものがあります。
ご本人が存命ならばまったく知らないと猛烈に否定したのでしょうが、様々な状況が露呈してしまったいまとなっては、知らぬ存ぜぬはもうまかり通らないでしょう。凄まじい犯罪性を問われかねないところに陥りつつあります。
壺カルト資金による北のICBMに防衛予算倍増で対抗する岸田政権は愚の骨頂
足もとでは岸田政権は国会での了解すら取ることもせずに、米国に言われるままに防衛費を倍増させようとしています。
さらにその財源の確保として、2027年度に必要な約4兆円のうち1兆円余りを増税で賄うことを検討しています。
岸田政権はいったいどこの国と戦争をするつもりなのかわかりませんが、頻繁に本邦にICBMを発射してくる北朝鮮がその1つとなっていることは間違いないでしょう。
鈴木財務大臣は「国民の理解が得られるよう、丁寧に説明する必要がある」という認識を示していますが、自民党が選挙利用のために統一教会を野放しにし、日本で稼いだ資金を北に貢いで、それがICBMになって飛んでくるという負のスパイラルの構造は、誰が見てもマッチポンプ的状況です。
統一教会と関係のある議員と自民党がすべらく手を切ることから防衛予算増額の件を検討しなくては、話は何も始まらない状況です。