最低賃金の引き上げやインボイス制度の開始、ガソリン価格の高騰など、例年よりも身近なお金に関する話題が多くあった2023年。
そんな今年1年を表す「今年の漢字」が12月12日(火)に京都の清水寺で発表された。
2023年「#今年の漢字」第1位は「税」でした。
応募総数147,878票から5,976票(4.04%)を集めての第1位でした。
多数のご応募ありがとうございました
2位以下の字は追ってお知らせいたします!https://t.co/rF9uCnmvcT#漢字の日#税 pic.twitter.com/9GL0oG9sb2— 【公式】2023年「今年の漢字」 (@Kotoshinokanji) December 12, 2023
日本漢字能力検定協会が毎年全国から募集している「今年の漢字」。今年もっとも多くの応募が集まった漢字は「税」だった。ちなみに過去10年間の「今年の漢字」を振り返ってみると以下のようになっている。
- 2022年「戦」
- 2021年「金」
- 2020年「密」
- 2019年「令」
- 2018年「災」
- 2017年「北」
- 2016年「金」
- 2015年「安」
- 2014年「税」
- 2013年「輪」
2014年にもある通り、「税」の漢字が選ばれるのは9年ぶり。
当時は17年ぶりに引き上げられた「消費税率」(5%→8%)に始まり、電気・ガス・水道などの公共料金、そして日用品の値上げなど家計への負担が増えた年でもあった。
今年も食品類や日用品などの値上げといった物価上昇が進むなか、世間がイメージする漢字は「税」が多かったと予想される。
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