バブル崩壊が効いてくるのは5~7年後から
不良債権問題や株価低迷によって大手金融機関が次々と破綻に追い込まれたのは、1997~1998年頃にかけてでした。5~7年ぐらいのタイムラグがあるのです。この年数は赤字が続いて、内部留保を減らしながら、企業がなんとか凌げる年数とも言えます。
当時、すぐに影響を受けたのは新卒の就職でした。当時の就職率をグラフで確認すると、一目瞭然です。就職率が80%だったのが、バブル崩壊直後から滝から落ちるように下落が続き、1997年には60%を割り込みます。
私が就職した2001年には、就職率が55%近くまで落ちました。どうりで就職活動が困難を極めたわけです(笑)。
中学1年の時に語っていた校長先生の話は完全に真実でした。1991年のバブル崩壊は社会が変わる転換点でした。今もその影響下で日本経済は推移していて、まだ転換していないと個人的には厳しい見方をしています。
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2016年6月12日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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