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2度目のトランプ暗殺未遂事件で見えた背後の勢力。単独犯とは思えぬ5つの根拠=高島康司

またトランプの暗殺未遂事件が起こった。いまのところ容疑者の単独犯行とされているが、この人物の背後には国際的なネットワークの存在があり、民主党とつながっている可能性もある。(『 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 』高島康司)

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※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2024年9月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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再度起こったトランプの暗殺未遂事件

トランプの暗殺未遂事件がまた起こった。

9月15日午後1時半(日本時間16日午前2時半)頃、フロリダ州の自分が所有するゴルフ場の5番ホールのグリーンで、プレー中だったトランプ前大統領を450メートル離れた藪の中から狙っていた男をシークレットサービスが見つけ、その人物に向けて発砲した。狙撃者は車で逃走したが、その後、現場から70キロ離れた路上で拘束された。トランプは無事だった。

容疑者が現場に置き去りにしていったバックパックなどを捜査当局が押収。容疑者が潜伏していた場所からは、照準器付きのAK47自動小銃のほか、身体などに装着して撮影が可能なウエアラブルカメラの「Go Pro」も見つかった。

今回の事件は、7月13日にペンシルベニア、バトラーで遊説中に狙撃され、トランプが右耳に軽傷を負った未遂事件から65日しか経っていない。前回とは異なり、今回は容疑者が射殺されていない。「米連邦捜査局(FBI)」は動機など暗殺の背景を徹底調査している。

このメルマガの後半部分では、さまざまなサイキックや占星術の大家の予言を紹介しているが、最近の記事で紹介したものが、トランプの暗殺未遂事件が起こることを予見していた。最初にそれを確認してみよう。

<グラディ・X・ウォーカー(8月19日の予言)>

トランプの暗殺が起こる。それも、暗殺は2度起こる可能性がある。どちらの暗殺も未遂に終わり、トランプは生き延びる。結果的にトランプは大統領になる。そのとき、FBIとシークレット・サービスは暗殺未遂事件をきっちりと処理する。

<ジョニー・パトリ(8月29日に掲載)>

9月17日に月食が起こる。インド占星術では月食の影響はすごく大きい。この影響は10月2日まで続く。この期間には、隠されていたものが明らかにされたり、また、予想を越えたショッキングな出来事が起こるのだ。これは地震のような災害や予期しない戦争も入る。

<クレイグ・ハミルトン・パーカー(8月の予言)>

大統領選挙の前に、トランプの暗殺事件はまた起こる。これも未遂に終わるが、問題はだれがこれを起こしているのかということだ。

このように、今回のトランプの暗殺未遂事件は予言されていた。それも、ちょうどジョニー・パトリの予言した大きな事件が起こるという月食の期間に起っている。非常に興味深い。ただ、グラディ・X・ウォーカーの予言は、7月13日の最初の暗殺未遂事件の後に発表されたものだ。ウォーカーの予言には注目だ。3度目の暗殺が起きるのかもしれない。

容疑者のライアン・ルースとはなにものなのか?

7月13日の暗殺未遂事件では、手を掲げた画像が拡散し、トランプのヒーロー化が進んだため、トランプの支持率は上昇した。今回は銃撃は起こっていないので、前回のようなトランプの支持率上昇はいまのところないものの、全米の主要メディアではこのニュースが席巻している。トランプが大統領選討論会で行った、ハイチ移民がイヌやネコを食べているというニュースは吹き飛んでしまった感じだ。この報道内容の違いが、今後のトランプの支持率にどのように影響するのか、注目だ。

それにしても、容疑者のライアン・ルースとは何者なのだろうか?すでに日本の主要メディアでも報道されているが、基本的な内容を確認しておく。

ライアン・ルースは、元建設作業員から傭兵志願者に転身した人物である。「CNN」が確認したところによると、2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻が始まると、「私は(ポーランドの)クラクフに飛び、そこからウクライナの国境に向かい、ウクライナのために戦って死ぬために志願するつもりだ」と投稿した。

ルースはまた、トランプが「アメリカ人を再び奴隷の主人にする」ことを望んでいると批判した。明らかに彼は、トランプが「民主主義への脅威」であり、「ロシアのエージェント」である可能性も高いと確信していたようだ。

ルースはかなり有名な人物であることも判明した。ルースはウクライナ軍の「国際部隊」に志願したものの、当時56歳であったことから、年齢を理由に入隊を拒否された。その後ルースはキエフでしばらく過ごし、パキスタンに難民として逃れてきたアフガニスタン兵を積極的にリクルートしていた。2023年に「ニューヨークタイムス紙」は彼にインタビューしている。

この記事によるとルースは、汚職役人を買収し、パスポートを偽造し、アフガニスタンの元兵士をウクライナに送り込むために必要なことは何でもすると話していたが、目標を達成するための現実的な方法は何も持っていなかったという。彼はイラクからポーランドへの米軍の輸送便を手配し、アフガニスタン難民を戦わせるつもりだと言っていた。ルースは、は何があってもウクライナの戦争努力を支援するつもりだった。

またルースは、ワシントンD.C.で、ウクライナについて何人かの議員と2時間の会談を予定していると話していた。

Next: ルースの背後には何がある?見えてきた繋がり

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