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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、有事のドル買い継続も160円台を意識

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9日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイランの停戦合意もイスラエルはイランへの攻撃姿勢を緩めず、有事のドル買いは継続の見通し。ただ、160円台での為替介入が警戒され、ドルは上値の重さが意識されるだろう。

米国とイランは2週間の停戦で合意し、中東紛争の懸念はいったん後退。前日は原油相場の失速でインフレ圧力は弱まりドル売り優勢となった。その後、インフレ関連指標など主要経済データの発表を控え、ドル売りは後退。ユーロ・ドルは1.1720ドル台から1.1640ドル台に失速し、ドル・円は157円80銭台から158円80銭付近に浮上している。本日アジア市場では中東情勢の混迷が続くとの見方から、ドル・円は158円半ばから後半で底堅く推移した。

この後の海外市場は中東情勢と米インフレが焦点。中東紛争長期化の懸念は和らいだが、イスラエルはイランへの攻撃姿勢を崩さず、米国とイランも期間限定で不透明感は続きドル買い地合いは続く。一方、今晩発表のコアPCE価格指数はほぼ横ばいでも、明日の消費者物価指数(CPI)は加速が予想される。前日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は利下げと利上げが議論され、原油高が高止まりなら今後の引き締めが意識される。再び160円が視野に入れば、為替介入への警戒感も浮上しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・10-12月期国内総生産確定値(予想:前期比年率+0.7%)
・21:30 米・2月コアPCE価格指数(予想:前年比+3.0%、1月:+3.1%)
・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.2万件)

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