Veritas In Silico<130A>は11日、2026年12月期第1四半期(26年1月-3月)決算を発表した。事業収益が前年同期比26.2%減の0.17億円、営業損失が1.22億円(前年同期は0.81億円の損失)、経常損失が1.20億円(同0.79億円の損失)、四半期純損失が2.56億円(同0.79億円の損失)となった。
同社の強みである独自のAI創薬プラットフォームibVIS(R)においては、実装している複数の「ルールベースAI」に大幅な改良を加えるなどして、2026年1月には応用範囲がより広く効果的なaibVISへのバージョンアップを図った。「プラットフォーム事業」においては、機能強化を図った創薬プラットフォームaibVISを活用し、医薬品市場で最大のセグメントである低分子医薬品の創出を、東レ<3402>、塩野義製薬<4507>、ラクオリア創薬<4579>、武田薬品工業<4502>と共同創薬研究を通じて各々進めた。また、新たな契約の締結に向け、mRNA標的低分子医薬品及びmRNA標的核酸医薬品の創薬に関心を持つ国内外の製薬会社等に、同社のプラットフォーム技術の紹介等のアプローチを進めるとともに、2025年12月にmRNA標的化合物の共同探索研究の実施について合意したスイスのSpiroChem AGと、正式な契約締結に向けた実務的な交渉を継続した。同社が自社独自に進めている、mRNAを標的とする新たな医薬品創出(パイプライン創出)の取り組みでは、心臓血管手術後に惹起される虚血性の急性腎不全を対象とする、ASOによる疾患治療のプロジェクトが順調に推移し、動物実験の実施に向けた準備を進めた。また三菱ガス化学<4182>との核酸医薬品の創出を目的とした共同研究も順調に推移した。さらに同社が発案したカテーテルを使用するドラッグデリバリーシステム「Perfusio(パーフュージオ)」の事業化については、その実行計画の具体化を進めた。
当第1四半期には、mRNA標的低分子創薬事業における各パートナーとの共同創薬研究が各々計画通りに進捗した。収益面では、共同創薬研究契約に基づき定期的に受け取る研究支援金等により、事業収益を計上した。
2026年12月期通期の業績予想については、事業収益が前期比24.2%増の1.13億円、営業損失が5.69億円、経常損失が5.64億円、当期純損失が5.67億円とする期初計画を据え置いている。
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