日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-10.41(低下率26.16%)の29.38と大幅に低下した。なお、高値は38.96、安値は29.21。昨日の米株式市場で主要指数が大幅高となった流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は大幅高となった。ただ、東証プライム上場銘柄のうち、値上がり銘柄の割合は39%にとどまり、物色が一部の銘柄群に偏っていることを警戒する向きがあった。また、取引終了後に予定されている植田日銀総裁の記者会見も警戒材料となった。こうした状況から今日はボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは緩和せず、取引時間中は日経VIの低下幅は株価大幅高の割には限定的にとどまった。取引狩猟時に低下幅を広げた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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