ドイツ政府が突然、国民に「食料と水」の備蓄を呼びかけて波紋が広がっています。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝)
備蓄を呼びかけるも「ドイツ領への攻撃ありえない」と不可解な発表
異例の呼びかけ
ドイツ政府が突然、国民に「食料と水」の備蓄を呼びかけて波紋が広がっています。原因は、よくわかっていません。「NATOとロシアとの緊張激化」「IS(イスラム国)のテロ」など、様々な原因が考えられますが、今のところ、よくわかっていません。
ただ言えるのは、突然に政府がこういうことを言い出すのは、ちょっと普通ではないということです。
10日分の食料、5日分の水
BBCやフルンクフルター・アルゲマイネによると、国家的緊急事態に備えて、「10日分の食料」と「5日分の水」の備蓄を奨励しているとのこと。
一方で、「通常の国防が必要となるドイツ領への攻撃は、まずあり得ない」としていて、不可解な呼びかけとなっています。
NATOとロシアの緊張は高まっていますし、ISのテロの脅威も存在しています。
なぜいま、ドイツ政府が突然に言い始めたのか?
単に「新民間防衛構想を決定しただけ」という見方もあるようですが、ちょっと普通ではないというのが印象です。
『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2016年8月27日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!
[無料 日刊]
FRB緊急利下げへ」「日銀マイナス金利」をヒットさせた腕を生かし、海外投機筋、米・欧・日の中央銀行の最新情報をメルマガで!まぐまぐ殿堂入り、MONEY VOICE掲載メルマガ。為替FX・株式・資産運用のヒントに、一味違うメルマガ情報。※号外広告あり