ユーロ/円(EUR/JPY)真上にペンタゴンが付く
先週のレポートでは、ACラインに注目した。上値抵抗線であるACラインを超えていくことが出来れば、下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されたからだ。実際には、ACラインを超えて真上に新しいペンタゴンが描き足され、赤丸水準をも超えてきた。次の注目日は9月16日前後である。
A点水準:約115円
B点水準:約120円
今週のポイントは、堅調な展開が続くのか否かということである。
あくまでも個人的見解
ACラインに注目したい。下値支持線になったACラインを維持することが出来たのであれば、底堅い動きが期待できるからだ。
値動きのポイント
反発上昇のエネルギーの強い相場に転換した。上値のメドとして119円前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場になるには赤丸水準の114円を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。下値支持線ACラインの上方を推移している。先週紹介したペナント型の三角もち合いを上放れてきているからである。
第2シナリオ
上値の重たい展開になる可能性も残っている。先週末に変化日を迎えている。しかも、やや上ヒゲの長いローソク足が出現しているからである。
なお、MACDは上昇トレンドが鮮明になってきた。スローストキャスティックスの数値は上昇が続き、80%台の買われ過ぎ状態に入ってきた。
豪ドル/円(AUD/JPY)底堅い動きが続くか
先週のレポートでは、ACラインに注目した。ACラインを維持することで落ち着いた動きを少なくとも期待できたからだ。実際には、ACラインを維持しながらBCラインも越えACEライン水準からも上放れてきた。次の注目日は9月6日前後である。
A点水準:約76円50銭
B点水準:約84円50銭
今週のポイントは、このまま底堅い動きは続くのか否かということである。
あくまでも個人的見解
D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。したがって、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。
値動きのポイント
下落エネルギーの強い相場が基本的には続いている。下値のメドは76円50銭前後を考えたい。なお、上昇エネルギーの強い相場への転換のポイントは赤丸水準の79円を終値で超えていくことである。
現在のシナリオ
上値の重たい展開になっていく可能性も残っている。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。
また、上値抵抗線BEラインが控えているからである。
第2シナリオ
底堅い動きが続く可能性がある。下値支持線CEラインの上方を推移している。上値抵抗線BCラインも超えていることに加え、C点が位置する時間帯を通過した後も陽線が続いているからである。
なお、MACDは買いシグナル点灯から上昇トレンドを示している。スローストキャスティックスの数値は上昇が続き、50%を超えてきた。
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