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【展望】日経平均レンジは19200~19800円、一旦サポートを見にいく動きか(5/28)=清水洋介

節目の19700円水準を抜けきれない日経平均株価ですが、今週は米国の利上げを巡っての経済指標、そして為替動向に連れての動きとなりそうです。(清水洋介の株式相場展望 -週報-

今週の株価・為替展望~各市場テクニカル分析と予想レンジ(5/28)

相場見通し

米国市場

先週の米国市場は堅調な地合いが続きました。特に何に反応しているというよりは、原油価格が上昇して石油株が買われたり、世界的な景気拡大傾向のなかでインターネット関連銘柄が高値更新となったりと個別に買われているなかで指数が押し上げられたという感じです。

6月利上げも織り込まれた格好で特に金利に動向に反応するでもなく、ドル高一服となったことを好感するということで買われる場面もあったりと、強含みに推移していました。積極的に何でもかんでも買い上がるというようなこともなく、今一つ盛り上がりには欠ける感じでした。

今週の米国市場は月曜日がバンクホリデーということで火曜日から始まりますが、主要な経済指標の発表などもあり、その経済指標の動向に振らされそうです。好調な経済や雇用情勢が確認されれば6月利上げ後のさらなる利上げなどが期待されることになるのでしょうが、芳しくない経済指標が見られれば利上げが遠のくということでいったん手仕舞い売りに押されることになりそうです。

一方で、トランプ大統領のロシア疑惑が大きく取りざたされるという可能性もありそうで、大きく進展するようであれば、一気に調整となることもありそうです。

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今週は月曜日はバンクホリデーで休場となります。火曜日には個人消費支出・個人所得やS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数が発表になり、水曜日はシカゴ購買部協会景気指数やNAR仮契約住宅販売指数が発表されます。木曜日にはADP全米雇用リポートや新規失業保険申請件数、建設支出やISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数が発表になり、週末金曜日には新車販売台数や貿易収支、そして雇用統計が発表されます。

日本市場

先週の日本市場は特に手掛かりに乏しい中で堅調な展開となりました。週末には手仕舞い売りに押されましたが、米大統領のロシア疑惑やテロなどがあったにもかかわらず堅調な地合いが続いたという感じでした。

節目とみられる19,700円水準を抜けたかに見えたのですが、抜けきれなかったということかもしれません。為替への反応も今一つという感じで目先の需給だけで右往左往させられているということでしょう。

今週の日本市場は米国の経済指標に反応するような格好となりそうです。米国で利上げが取りざたされて、為替が円安に振れるということであれば、堅調な展開になるのでしょうし、逆に米国で利上げを織り込んだように手仕舞い売りが出る、あるいは6月利上げではなく、その先を見てさらに利上げが継続されるのかどうかということで変わりそうです。

いずれにしても米国の利上げを巡っての経済指標、そして為替動向に連れての動きとなりそうです。米国大統領のロシア疑惑などで米国株が大きく売られるようなことがあれば連れ安ということもありそうです。

今週は月末月初の週ということになります。火曜日には家計調査や完全失業率、有効求人倍率、商業動態統計に貿易収支が発表になり、水曜日には鉱工業生産指数や住宅着工統計、中小企業景況観測が発表になり、木曜日には法人企業統計新車販売台数、や軽自動車新車販売台数が発表され、水曜日までには自動車生産台数や自動車輸出台数が発表されます。

Next: 米国市場テクニカル分析~いつ調整が始まってもおかしくはない

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