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「メイドインジャパン」で世界を恫喝する北朝鮮のしたたかな生存戦略=浜田和幸

核は勿論、米国人拘束やドローン技術向上など体制存続のためなら手段を選ばない北朝鮮の戦略について、国際政治経済学者・フューチャリスト(未来予測家)として活躍し、有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』を好評配信中の浜田和幸氏が解説します。

※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2017年6月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

北朝鮮が飛ばす「偵察ドローン」でソニー製のカメラが大活躍!?

御意見無用の瀬戸際外交

ぶっちゃけ、北朝鮮のサバイバル戦略には驚かされる。

ピョンヤンを旅行中、宿泊先のホテルからプロパガンダ・ポスターを盗んだ疑いで、アメリカ人の大学生を拘束し、15年の強制労働という判決を下したものだ。

2016年1月のことだった。涙ながらに釈放を訴えた学生の願いは無視され、その後、拘束中には度重なる暴行を受けることになった模様だ。

北朝鮮政府の説明では「昨年3月、ボツリヌス菌に感染したので、睡眠薬を飲ませたところ、昏睡状態が今日まで続いている。人道的、医療的観点から釈放することにした」とのこと。

逮捕拘束の理由も、釈放の理由も、信じがたいものばかり。実は、他にも判明しているだけで、あと3人のアメリカ人が拘束されている。

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無人機の精度向上に並々ならぬ意欲

ぶっちゃけ、これではトランプ大統領も金正恩とのトップ会談には踏み込めないだろう。

そんな中、北朝鮮が韓国に飛ばしたドローンが韓国領内に墜落した。韓国軍が回収、検査したところ、韓国に配備された米国製のTHAADを映していたことが判明。

北朝鮮は300機を超える偵察用の無人飛行機を所有していることが、国連の報告書によって明らかにされている。中には、攻撃用のドローンもあるようだ。

ミサイルや核開発にしのぎを削る金正恩だが、ドローンの精度向上にも並々ならぬ意欲を燃やしていると思われる。

今回、見つかったドローンを調べたところ、韓国内のミサイル防衛システムレーダー基地を始め、住宅地や農場など非軍事地域をも丹念に撮影していたことがわかった。

2014年から頻繁に飛来する北朝鮮のドローンであるが、年々、性能が向上しているという。その背景には、経済制裁下にありながら、北朝鮮は中国、チェコ、日本などで製造された部品を入手していることが指摘されている。

6月13日の韓国軍の発表によれば、最近捕獲された北朝鮮のドローンには、ソニー製の高性能カメラが装着されていたとのこと。中国経由ルートが疑われているが、マレーシアやロシアからの密輸ルートもあるようだ。

政権の存続のためには、あらゆる手段を厭わぬ北朝鮮のやり口であるが、アメリカの元バスケットボール王者のデニス・ロッドマンまでも手なずけ、北朝鮮の広告塔として意のままに操っている。

ぶっちゃけ、若き三代目は日本人が想像するよりはるかにしたたかだ。
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浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』(2017年6月16日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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