ユーロ/円(EUR/JPY)流れは変わったか
先週のレポートでは、C点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるC点を通過することで流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には、C点が位置する時間帯を通過後、それまでの上昇が少し止まった感がある。次の注目日は12月19日前後である。
A点水準:約115円
C点水準:約123円50銭
今週のポイントは、ど真ん中の時間帯を通過したことで、流れが変わったのか否かということである。
あくまでも個人的見解
C点が位置する時間帯に注目したい。先週に通過したペンタゴンのど真ん中の時間帯であるが、この時間帯が変化日となり流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。
値動きのポイント
上昇のエネルギーの強い相場が続いている。上値のメドとしては赤線水準の125円前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場に転換する価格のポイントは赤丸水準の117円50銭を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性もある。先週末の終値を見ると、上値抵抗線CDラインを超えて来ているのがわかる。しかも、高値付近ではあるが、下ヒゲの長いローソク足を示現しているからである。
第2シナリオ
下げ止まりから落ち着いた動きになっていく可能性も出てきた。ど真ん中の時間帯であるC点で同事線を示現し、翌日には陰線が出現している。上値抵抗線CEラインも控えているからである。
なお、MACDは売りシグナル点灯が近づき、MACD自体とシグナルが接近している。スローストキャスティックスの数値は下落に転じているが、依然と80%台を維持している。
豪ドル/円(AUD/JPY)右肩上がりが続く
先週のレポートでは、ACラインに注目した。ACラインが下値支持線になるのであれば、堅調な展開が続くと考えられたからだ。実際には、ACラインを維持しながら、ややもするとABラインに沿った動きを見せている。次の注目日は11月13日前後である。
A点水準:約84円50銭
B点水準:約89円
今週のポイントは、引き続き右肩上がりの動きは維持されるのかということである。
あくまでも個人的見解
引き続きABラインに注目したい。下値支持線ABラインを維持している限り、堅調な展開が続くことが期待できるからだ。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場は続いている。上値のメドは87円前後を考えたい。下落エネルギーの強い相場への転換のポイントは赤丸水準の81円を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。A点以降も右肩上がりの価格が推移している。ACラインが下値支持線になっているからである。
第2シナリオ
上値が重たくなっていく可能性も残っている。上値抵抗線ABラインに下方を推移している。また週明けに変化日が到来するからである。
なお、MACDは下落トレンドが点灯する寸前となっているのだが、MACD自体が下げ止まりを見せている。スローストキャスティックスの数値は依然と90%台の買われ過ぎ状態が続いている。