ポンド/円(GBP/JPY).高値で横這いに
先週のレポートでは、ABラインに注目した。ABラインに到達することで流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には、ABラインに到達し、その後は高値で同事線を示現しながら、横這いになっている。次の注目日は12月16日前後である。
A点水準:約148円
B点水準:約130円50銭
今週のポイントは、横這いから上値が重たくなるのか否かということである。
あくまでも個人的見解
ACラインに注目したい。横這いから上値が重たくなるのであれば、ACラインが上値抵抗線になることが考えられるからだ。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場が続いている。上値のメドは148円前後を考えたい。なお、下落エネルギーの強い相場に転換するには赤丸水準の135円を終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性がある。上値抵抗線であったABラインを超えて来ている。しかも、B点が位置する次の注目日までは時間がある、すなわち、現在の流れが続く可能性があるからだ。
第2シナリオ
上値が重たくなる可能性もある。上値抵抗線ACラインが控えている。ABライン上で同事線を示現した後は、やや上値が重たくなり横這いとなっているからだ。
なお、MACDは売りシグナル点灯寸前となっている。スローストキャスティックスの数値は90%台の買われ過ぎ状態より下落に転じているが、依然と80%台の買われ過ぎ状態は維持している。
今週のペンタゴン(トルコリラ円)
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2016年12月11日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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