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世界経済の先行きがわかる「銅相場」の正しい見方と注意ポイント=田中徹郎

足元の非鉄金属相場は、世界経済の先行きを楽観的に見ている

ではこのDBB最近の値動きはどうなのでしょう。

直近のピークは2011年につけた25ドルで、そこからダラダラと下げ続け、2015年央には一株11ドル台まで下げました。ただし、そこからは上昇に転じ、直近は一株16ドル台半ばまで値を戻しています。

私たちは、この値動きから何を知ることができるのでしょう。

まず2011年から2015年央にかけての下げですが、実はこの間日米欧の中央銀行は紙幣を刷り続けていました。本来供給されたマネーは商品相場に流れ込みやすく、従ってこの間は逆に商品相場は上がっていても不思議ではありませんでした。にも関わらずこの間下げ続けたのは、

・世界経済の停滞観測→商品相場からおカネの流出

このような下げ圧力が強くかかったのではないかと僕は思います。

振り返れば、この間よく「長期停滞論(※世界経済の成長性が長期にわたり低下する、という理論で僕も共感する部分があります)」を耳にしましたし、中国経済の成長がみるみる低下したのも、この時期とちょうど重なります。

逆に2015年央から現在に至る上昇

・世界経済の回復→非鉄金属の需要拡大観測

という流れによるものではないかと思います。

もしこの理解が正しければどうでしょう。非鉄金属相場は一昨年からすでに世界経済の先行きを楽観しはじめ、いまでもその流れは止まっていないと言ってよいでしょう。

相場は一年ほど先を見越して動くといわれますので、非鉄金属相場は少なくとも「今年一杯は世界経済が順調に拡大する」と見ていることになります。

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一緒に歩もう!小富豪への道』(2017年2月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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