銀座の美人ママが教える「大人な年末、二次会のお作法」2つのポイント

ポイント2：相手が行きたいお店を選ぶ

2つ目は「相手が行きたいお店を選ぶ」です。

接待や会食後は、普段から自分が接待などで利用しているお店に行った方が安心かもしれません。ですが、接待後に、相手の行きつけのお店に行くこともよくあることだと思います。

接待された側としては、1次会でご馳走になったお返しを少しでもしたいという気持ちや、最近、行けていないお店だから顔を出しておきたいという時もあると思います。

この時、接待される側の方が「どうしても支払いをしたい」と仰ることがあると思います。その時には、接待する側の方は何度か支払いたい旨を伝えた方がいいと思いますが、それでも先方が折れない場合は、ご馳走になっていいと思います。

1次会もご馳走になって、2次会の支払いまでとなると、対等の立場でいたい場合などは、せめて2次会の支払いはこちらで…という気持ちでいらっしゃると思うからです。その場合は、支払いの時や帰り際、また次回にお会いした時に、お礼の言葉を伝えるようにしましょう。

「1次会」と「2次会」は別モノ

1次会はお互いの親睦を深めるための会話をし、2次会では接待相手に楽しい時間を過ごして頂くことで、より良い人間関係を築けるように努めるとよいのではないかと思います。

時々、2次会でも張り切って接待しようと、ホステスさんがいるお店でも一生懸命に話をされる方がいらっしゃるのですが、接待される方も困惑顔の時があります。そんなことにならないよう、接待席の方を任せられるお店やホステスさんを日頃から作られておくと安心です。

お店の雰囲気やレベル、お店のスタッフの質や対応で、その日の意気込みや顧客としての重要度を図られていることを意識することが大切です。

1次会でも2次会でも、ご自身が普段から通っているお店に行く時は、予約の時に「大切なお客様だから宜しくお願いします」と伝えておくといいでしょう。このひと言があるかないかで、お店の対応が変わってくるはずです。

2次会では、女性がいるお店なら上手に女性にお客様の接客してもらい、自分が行きたいお店ではなく相手が行きたいお店に行く。

ぜひ、この2点を踏まえてお店選びをしてみて下さいませ。

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