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俺の話を聞け……自分の会話がうまいと誤解している人に欠落している視点=野口敏

「話がうまい」ことはあらゆる成功への近道です。でも、自分は話がうまいという思い違いをしている人も…。今回は、話がうまい人の特徴と見分け方を解説します。(『野口敏の会話がとぎれても大丈夫』)

※本記事は有料メルマガ『野口敏の会話がとぎれても大丈夫』2017年12月4日, 2018年2月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:野口敏(のぐち さとし)
コミュニケーションのスペシャリスト。株式会社グッドコミュニケーション代表取締役。著書にシリーズ100万部超のベストセラー『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』など。大手企業の社員教育、人材を育てる力のあるリーダー養成など幅広い講演活動も精力的にこなす。

多くを語る必要はない。コミュニケーションで最も大切なことは?

「自分は話がうまい」という誤解

会話がうまいか下手か、それを判断する方法はまだ世に明らかにされていません。だから「自分は話がうまい」と思い違いをしている、話が下手な人がいっぱいいます。

これがゴルフやテニスのようなスポーツならば判定は簡単。打ったボールが、その人の力を教えてくれます。ボールがとんでもない方向に飛んだり、力のないボールが出たりしたら、誰だって自分は下手なんだとすぐわかります。

でも会話が下手でも、相手は調子を合わせてくれることが多いし、「あなた会話が下手ね」「あなたの話はつまらない」などとはっきり言ってくれる人はそうはいないはず。

すると、「いっぱい話せるかどうかが、会話のうまい下手を分けるところ」と思っちゃう人が出てきても仕方のないところ。

この判断基準のまずいところは、相手の気持ちがまったく考慮されていない点にあります。相手の気持ちをまったく考えずに自分の話ばかりしている人は、他人との関係がまずいことが多いのです。

会話のうまい下手を分ける基準は、「いっぱい話せるかどうか」にはなかったのですね。

会話のうまい・下手を判断する基準は?

では、何が基準になるのか。ゴルフやテニスのボールの行方に代わるもの、それは何か。

そこで私はこう考えました。それは相手の表情と態度に表れるのだと。

あなたと話したその人が、笑っているかどうか。次にも会いに来てくれるかどうかが、会話のうまい下手を決める判断基準になる。

もっと長いスパンで考えれば、家族との関係が円満。もちろん結婚している。友人が5~6人はいて、何十年も付き合いが続いている。職場で会う人は笑顔で接してくれる。

だから、自分はおとなしい方だと思うけど、家族とも友人とも職場の人ともいい関係だなと感じる人は、実は会話がうまい人です。

よくしゃべるけど家族は幸せそうではないし、不機嫌だし、疎遠になった友達も多いな。職場ではよくもめるな…と感じるならば、それは会話が下手だということです。

会話でもっとも大切なこと

会話とは、続くかどうかではなく、お互いがハッピーになれるかどうかがとても大事なところなんですね。

会話は、人間関係を築く道具です。会話をする相手にも気持ちがあり、してほしいことや、してほしくないことがある。

このことを理解して人とお話をするよう意識すると、会話は必ず上手になれます。

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