たとえ低収入でも、努力している人を選ぶべき
そもそもまともな高年収男性は、年収狙いなどの打算的な匂いを感じ取って、そんな女性は避ける。
それよりも「いまは年収が低くても、一緒にがんばっていこう」と思える人を選んだ方がいいんじゃないか。
男性サイドにも、「自分は年収が低くて結婚に自信がない」という人もいるようだけど、一番の問題は年収が低いことではなく、現状に甘んじ嘆くだけで、その年収を上げようと努力をしないことのように思う。
結果として年収が上がらなくても、上昇意欲、成長意欲があり、努力をしている人ば魅力的に映る。
だから年収を求める女性も、そういう金の卵のような男性を選べばよいのではないか。
これは女性も同じで、仕事にしても趣味にしても、何かに一生懸命取り組んでいる人は、キラキラ輝いて見える。オーラが違うというか、瞳に力があるというか、歩く時も背筋を伸ばして足取りが力強く、全身からエネルギーを発しているような感じ。
特に30歳を過ぎれば、容姿の美醜ではなく「顔つき」に現れてくる。卑屈な発想をしていれば、それも顔に出る。無邪気で素直であれば、それも顔に出る。
収入だけで選ぶのはハイリスク
もうひとつ、自分にとっての幸せな結婚とはいったいどういう状態で、それにはどういう人をパートナーに選ぶべきなのか、目先のことではなく一生涯を想像し、自分の心に素直になって、本音を探ってみること。
お金があっても、会話が弾まないとか、価値観や生活態度が大きく違うと、とまどってしまうのではないか。
お金を持っていても、その相手が自分の好きなようにお金を使わせてくれるとは限らない。お金を持っていても、ドケチで貧相な暮らしを強いられるかもしれない。家事育児にまったく協力してくれないかもしれない。
相手が自己中とかわがままとかマザコンとかで、自分が理想とするライフスタイルを実現できないかもしれない。お金があったら我慢できると言っても、それでもし相手が、たとえば事業に失敗して貧乏になってしまったら、もうどうしようもない。
基本的には生涯を共にする人だから、その共同生活はとっても長い。だから、収入だけで判断するのはリスクが高い。