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ドル円の流れは変わったか? 買いポジへの転換点を読む〜各通貨ペンタゴンチャート分析=川口一晃

ユーロ/円 上値の重たい展開に

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先週のレポートでは、下値支持線として期待されたACラインを維持することが出来るのか否かがポイントになったからだ。実際には、ACラインを割り込み、上値の重たい展開に移行した。
次の注目日は9月11日前後である。

A点水準:約128円
B点水準:約123円25銭
C点水準:約131円

今週のポイントは、上値の重たい展開が続くのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。週明けにペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるC点を通過することから、C点を通過することで新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。上値の重たいが続くのであれは、安値を試す動きになろう。逆に、下げ止まるのであれば、CDラインを超えてC点水準を窺う動きが期待できよう。

<トレンドのポイント(長期)>
上昇トレンドの下落局面である。上値の第1メドとしては130円前後を考えたい。
下落トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の127円50銭を終値で割り込むことだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、129円60銭を終値で超えることである。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。下値支持線ACラインを割り込んできた。ほぼB点が位置する時間帯を通過した直後より下落が続いている。そして、上値抵抗線CDラインが控えているからである。

<第2シナリオ>
堅調な展開に移行する可能性も残っている。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。

豪ドル/円 軟調な展開が続く

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先週のレポートでは、ADラインが下値支持線になるのか否かに注目した。下げ止まりから堅調な展開に移行するのであれば、ADラインに絡んだ動きになると考えられた。逆に、ADラインを割り込んでくると、上値の重たい展開が鮮明となり下値不安が広がることが考えられたからだ。実際には、ADラインを割り込み、ACラインに沿って推移している。
次の注目日は9月10日前後である。

A点水準:約80円
C点水準:約76円50銭
D点水準:約84円50銭

今週のポイントは、このまま軟調な展開は続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。週明けにB点が位置する時間帯を通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まりから落ち着いた動きになるのか、それとも軟調な展開が続くのかがポイントになるからだ。

<トレンドのポイント(長期)>
下落トレンドの下落局面である。下値の第1メドとしては77円50銭前後を考えたい。
上昇トレンドに転換する価格のポイントは赤丸水準の85円50銭を終値で超えることだ。

<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、売りポジション。
買いポジションへの変更は、80円60銭を終値で割り込むことである。

<現在のシナリオ>
軟調な展開が続いている。下値支持線ADラインを割り込んでしまった。A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯以降、下落が続いている。そして、右肩下がりのACラインに沿って推移しているからである。

<第2シナリオ>
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、下値支持線CDラインも控えているからだ。

Next: ポンド/円 上値は重たくなる

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