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ブロックチェーン旋風で、銀行が消える? 技術革新がもたらす未来(上)=俣野成敏

仮想通貨・ブロックチェーンの存在が銀行の存在を脅かしています。技術革新で銀行は消えるのか? 私たちの生活はどう変わるのか? 専門家に話を伺いました。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

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※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年11月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳でグループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらに40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、日本経済新聞出版社からシリーズ2作品目となる『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』を上梓。著作累計は41万部。2012年に独立、フランチャイズ2業態5店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、『日本IFP協会公認マネースクール(IMS)』を共催。ビジネス誌の掲載実績多数。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』1位に2年連続で選出される。一般社団法人日本IFP協会金融教育研究室顧問。

仮想通貨は危ない? 専門家に聞く最新・業界動向と私たちの未来

プロックチェーンが銀行を脅かす

銀行と言えば、かつては常に「就職したい企業」の上位にランクインしていたものです。しかし現在、大手を中心に人員整理の動きがあり、たとえば3メガバンクだけでも、今後10年ほどをかけて2万6,000人の人員削減を行う予定です。同時に、デジタル技術やAI等の活用によって、3万2,000人分の業務量の効率化にも乗り出す、としています。

それまでにも、キャッシュレス化の波は徐々に押し寄せてきてはいました。しかし仮想通貨が出てきてからというもの、その流れに拍車がかかっています。さらに仮想通貨の核となる技術・ブロックチェーンの登場が、銀行の存在を脅かす事態となっています。

金融はもともと参入障壁が高く、規制の多い業界です。規制はユーザー保護の観点から、確かに必要ではあるものの、以前はできなかったことの多くが、現在は技術でカバーできる時代になっています。近年、コンビニ業界やEC業界といった、他業界が金融業に参入する動きも加速しており、今後もそうしたサービスを提供する企業は増えていくでしょう。

そこで今回は、2回シリーズで「激動の金融業界」についてお話したいと思います。本特集を通じて、「金融業界が今後、どうなっていくのか?」「その変化に対して、私たちはどう行動すべきなのか?」といったことをお伝えできればと考えています。

1. 技術革命が、我々の生活を劇的に変える

本特集を執筆するに当たり、スペシャルゲストにお越しいただいています。一般社団法人日本IFP協会にて、金融テクノロジー研究室顧問を務めていらっしゃる坪井健(つぼいけん)さんです。坪井さんは暗号化技術のスペシャリストであり、同じく暗号技術の粋を集めてつくられた仮想通貨にいち早く注目し、リップルゲートウェイを日本で最初に開設した方でもあります。

坪井さんは、書籍『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』の共著者でもあります。本日は仮想通貨と、それを支えるブロックチェーン技術を中心にお話をお伺いすることにしましょう(以下、本文中について、名前が出てこない限り同一話者、敬称略)。※一般社団法人日本IFP協会…正しい金融知識を世の中に広めることを目的に、世界中の金融商品を比較・研究している団体

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