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米中貿易摩擦で米国産大豆が大幅下落!米国農家がとった苦肉の策は報われるのか

米中貿易戦争が落ち着くと予想し、大豆を保管する動き

次の記事は、米国の大豆生産農家が収穫した大豆を保管する動きに出たとの報道です。現在の安値で売るよりも、時間をおいて価格回復を待つことが得策だと考えたのでしょう。

中国と米国の関税戦争で価格が下がったために、米国の大豆生産農家は大きな博打をし始めた。収穫大豆を即時売却して、借金返済するのがこれまでのやり方だったが、今年はサイロや大きなコンテナー袋等に詰めて今後の値上がりを待つようだ。

生産農家は数ヶ月も経てば、中国との経済戦争が緩み、再び中国が米国大豆の輸入を再開すると予想しているからだ。

この貿易戦争前の時点では大豆価格は11ドル近くだったのが、11月9日時点で8.87ドルに落ち込んでいる。

大豆はトウモロコシと異なり、保管中に腐りやすいのだ。もし完全乾燥保管が出来なければ、大豆は湿気を素早く吸収して腐敗するのだ。

ノース・ダコタ州では、未だ収穫が終っていない。

アイオワ州の或る農家は1996年から大豆の栽培をして来たが、今年は殆どの収穫大豆を保管する事になり、この様な事態は過去15年間無かったそうだ。

現在、保管在庫量の激増で、サイロの保管スペースが不足しており、最後の手段として、フットボール場の長さも有る巨大なソーセージ型の保管袋に大豆を詰めて野積みをしている。

また、物置や洞窟にトウモロコシや大豆を入れたという農家も有るそうだ。ノース・ダコタ州では、新たにサイロを建てて在庫保管をしている農家も出てきた。
出典:Frozen Out of China, American Farmers Refuse to Sell Their Soye(2018年11月12日配信)

こうした米国農家の判断は、はたして報われることになるのでしょうか。

Next: 中国はこの先、大豆の輸入先をどうしようと考えているのか

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