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米中首脳会談の結果は期待外れ?米中貿易戦争は中国が有利な展開に=藤井まり子

12月1日の米中首脳会談は失敗こそしていないものの、「マーケット期待」には応えられないものでした。米中貿易戦争は、今後どのように展開していくでしょうか。(『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』藤井まり子)

※本記事は有料メルマガ『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』2018年12月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

「金融緩和」と「インフラ投資」をセットにした新冷戦時代に突入

米中首脳会談は思うような成果を得られず、ただし失敗したわけではない

パウエルFRBの「金融緩和への大転換」の示唆には、グローバルな株式市場の大きな「下支え」になるものの、12月3日の米中首脳会談はマーケット期待に応えるような内容ではありませんでした。中国は交渉相手としては、とても手ごわい相手ですね。

トランプ大統領は、今回の米中首脳会談で「これといった戦利品」がゲットできなかった模様。トランプ大統領は、米中首脳会談終了後の記者会見も行わないまま、アメリカへ帰国してしまいました。

ただし、米中首脳会談が「失敗」したわけではないです。

当メルマガでもそうでしたが、マーケットはあまりにも米中首脳会談を楽観視していたために、マーケットの期待値のほうが高すぎたのです。

首脳会談はこの「高いマーケット期待」に満点解答できなかったということです。

アメリカ株式市場は、当面は「横ばい」。毎年恒例のクリスマスラリーは始まらないだろう。

先週金曜日に配信したの11月30日号では、『米中首脳会談が「まぁまぁ成功」したことを確認後、出遅れている人は、TOPIXもTOKもVWOもざっくり買い増してゆこう』とお伝えしましたが「取り消し」します。

目先は、ざっくり買い増さないで、しばらく様子見してください。

年末に向けて、NYダウは2万6,000ドル程度の横ばいを予想

とても幸いなことに、近いうちに「ドル安・新興国通貨高」のメガトレンドが始まるでしょう。その結果、2019年、最も運用成績の良くなる資産クラスは新興国株(VWO)です。

2018年12月末日に向かって、ダウは2万6,000ドルくらい(横ばい)か、S&Pは2,800ポイントくらい(横ばい)か。

日経平均は投機筋が暗躍する市場に成り下がっているので、予測不可能な状態になっています。ただし、日経平均のPERは未だに12.48倍でバーゲンセール状態。TOPIXのそれは14.08倍で未だに割安状態です。

こういう時は、最適なアセットアロケーションを遵守してください。

トランプ大統領は、2年後の大統領選挙をすでに意識しています。何としてもアメリカ株高を維持したいようです。

米中間の新冷戦にめげることなく、(米ソ冷戦時代は、アメリカもソ連も、金融緩和を継続してばかすかインフラ投資を行っていました!)国際分散投資を継続しましょう!

Next: 11月30日に行われた米中首脳会談とマーケット予想の差は?

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